データ分析提携
2025-07-08 14:51:20

REVISIOとビデオリサーチが資本業務提携!広告データ分析を強化へ

REVISIOとビデオリサーチの資本業務提携



2025年6月20日、REVISIO株式会社が株式会社ビデオリサーチと資本業務提携契約を結びました。両社の持つ独自のデータを組み合わせ、広告やコンテンツの価値を示すためのデータソリューションの強化を目指します。

提携の背景と目的



REVISIOは、人体認識センサーを利用して視聴者の視聴態度を計測し、テレビに注視している時間を1秒ごとにデータ化する「アテンションデータ」を提供しています。これはメディアへの視聴態度を把握するための重要な指標とされ、2015年の設立以来、250以上の企業に活用されています。

2022年からはコネクテッドTVデータの取得を始め、「コネクテッドTV白書」を発表。広告主と共同でテレビ広告の課題解決を目指すワーキンググループを設立するなど、テレビ視聴データの収集と分析において先駆的な役割を果たしています。今年の5月には新プロダクト「REVISIO One」を発表し、テレビ広告のROIを最大化するための各種ソリューションを開発し続けています。

一方、ビデオリサーチは1962年に設立され、長年にわたってテレビ視聴率や各種メディアデータを提供してきました。60年以上の経験を持ち、企業が複雑なメディア環境を理解し、正確なデータに基づいた意思決定を行うためのサポートを行っています。

今回の資本業務提携により、両社はそれぞれの強みを活かし、広告とコンテンツの価値を見える化する新しいデータソリューションの研究・開発を進めていきます。視聴者のテレビ視聴行動を一層深く理解することで、より効果的なデータソリューションを広告主やメディア企業に提供することが期待されています。

各社の概要



ビデオリサーチについて



ビデオリサーチは、テレビ視聴率の調査機関として設立され、至近60年にわたり、国内外で様々なメディアデータを提供しています。公正で信頼性の高い指標を基に、企業がマーケティング課題に対処できるよう支援しており、関東地区2,700世帯を含む全国32地区10,800世帯を対象に視聴率調査を行っています。そのデータは地上波やBS、ペイテレビの視聴状況を網羅します。

REVISIOについて



REVISIOは、テレビ番組やCMの視聴態勢データを系統的に提供するBtoB向けサービスを展開しています。独自の人体認識技術を駆使し、調査に参加する家庭のテレビに設置した機器から、視聴者の注視データを自動的に収集。これにより、「誰がテレビの前にいるか」「ちゃんと視聴しているのか」といった情報を提供しています。

提携の今後の展開



この新たな資本業務提携は、両社のデータを融合させることで、より高精度な視聴解析を実現し、広告主とメディア企業にとって価値あるソリューションを生み出す土台を築くものです。REVISIOのアドバイザーにはビデオリサーチの取締役が就任し、提携のさらなる深化が期待されています。この提携により、広告やコンテンツの効果をさらに明確に示すことができれば、視聴者へのコミュニケーションも一層良好になるでしょう。両社の今後の取り組みに注目です。

まとめ



REVISIOとビデオリサーチの資本業務提携は、視聴データの収集と分析に新たな地平を切り開くことを目指しています。この提携によって、広告やコンテンツの効果を最大化し、更なるビジネスの発展が期待されています。 広告業界やメディア界における両社の連携に、今後も注目が集まることでしょう。


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