茶馬古道展
2025-09-11 10:35:18

東京で楽しむ中国雲南省の無形文化遺産展「茶馬古道ろまん」

展覧会概要



2025年秋、日中友好会館美術館にて「茶馬古道ろまん ―― 中国雲南省無形文化遺産の世界」が開催されます。期間は10月11日から11月30日まで。展覧会は、中国雲南省文化和旅游庁との共催で行われ、約150点の作品が展示される予定です。

「南のシルクロード」とも称される茶馬古道は、1300年の歴史を誇る交易路で、雲南省の大理やシャングリラなどを通ります。厳しい山々を超えて茶葉や馬が運ばれ、文化や宗教、芸術の交差点ともなるこの道は、古代の技術と現地の伝統が見事に融合した独自の文化を育んでいます。そこから生み出された工芸品は、今も人々の暮らしに息づいています。

展覧会のポイント



1. ### 茶馬古道の歴史と文化
展覧会では、古代南詔国から続く茶馬古道の物語を紹介し、その沿線に住む少数民族の信仰や芸術、日常生活を垣間見ることができます。生々しい現地の写真や映像を通じて、その文化をより深く理解することができるでしょう。

2. ### 無形文化遺産の集結
本展では、白族の絞り染めやチベット族の木椀、鶴慶銀器など、6種類の無形文化遺産が紹介され、工芸品や民族衣装が織り成す美しさを堪能できます。また、甲馬版画の制作体験も無料で参加可能です。

3. ### 多彩な関連イベント
展示の開催に合わせて、舞台公演やファッションショー、講演会など多様なイベントも予定されています。伝統芸能の迫力や華やかな衣装の魅力、さらには雲南の美食を通じて、五感で文化を体感することができます。

展示内容



今回の展覧会では、前後期にわたり展示品の入れ替えが行われ、見どころは以下の通りです:
  • - 白族の絞り染め:藍と白の美しいコントラストが特徴的な伝統的な染織文化。
  • - 甲馬版画:民間信仰に用いられる独特の手漉き紙製の版画。現代的なデザインも加わります。
  • - 鶴慶銀器:千年の歴史を誇り、国家級無形文化遺産に登録。洗練された美意識が光ります。
  • - 琺瑯絵画:陶板に描かれた自然の美しさを堪能できる作品。
  • - チベット族の木椀:漆や装飾が施された実用的な器。
  • - 烏銅走銀:古代の技術が生かされた美しい銅製工芸品。

イベント情報



  • - 茶馬印象 ―― 中国民族舞踊 × Peacock Wowファッションショー
10月12日13:30~全120席、チケット1500円。現地の多彩な衣装と踊りが一堂に。

  • - いにしえより響く旋律―― 二胡 × 竹笛コンサート 10月25日13:30~。心に響く音色が楽しめます。

  • - 特別記念講演―― 雲南郷土料理の魅力について。11月1日11:00~。講演は無料ですが入館券が必要です。

  • - 美術館コラボめし:会期中に雲南省代表の料理を美術館でお楽しみいただけます。

この機会に、中国雲南省の文化を深く感じ、新しい体験を通じて文化の豊かさを味わってみてはいかがでしょうか?


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