DREAMプライベートリート投資法人、サステナビリティ・リンク・ローンの実行
ダイヤモンド・リアルティ・マネジメント株式会社が運用するDREAMプライベートリート投資法人(以下「DPR」)は、持続可能な成長を目指すための新たなステップとして、サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)を実行しました。この取組みは、資金調達の方法を多角化し、環境に配慮した事業運営をさらに強化する狙いがあります。
1. サステナビリティ・リンク・ローンの概要
DPRが実施したSLLは、資金使途を特定の環境プロジェクトに限定する従来のグリーンローンとは異なり、設定されたサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(SPT)に応じて借入条件が変動します。これにより、ESG(環境・社会・ガバナンス)に関する取り組みを財務面からも促進することができます。
SLLのメリット
- - 持続可能な物件の保有: 環境に配慮した物件の保有は、ファンドのパフォーマンス向上に寄与
- - インセンティブ制度: SPTの達成に応じた金利の変動によって、より積極的な環境施策の実施が促されます。
2. サステナビリティ・リンク・ファイナンス・フレームワークの策定
DPRは、SLLを実行するための統一的なフレームワークを策定しました。このフレームワークは、今後の借入れに対しても容易に適用でき、資金調達に際して都度第三者評価を受ける必要がなくなります。
フレームワークの構成
- - KPI(主要業績評価指標): GHG(温室効果ガス)排出の原単位削減率
- - SPTの設定: 2030年までに75%削減、2050年までにネットゼロを目指す
- - 資金調達の透明性: 毎年度、KPIの達成状況を報告し、外部機関による検証も実施します。
3. 初のSLL実行の詳細
今回のSLLに関する借入れは、農林中央金庫から10億円を5年間の期間で調達し、既存の借入金の借換えに利用されます。この借入れは、設定されたSPTに基づき、達成状況によって金利が変動する仕組みです。
SPTの達成状況と金利の変動
- - 判定日: 2026年12月末日と2029年12月末日
- - 金利条件: SPT達成時には利率が引き下げられ、未達成時には当初の適用利率に据え置かれます。
4. 今後の展望
DREAM及びDPRは、ESG施策を強化することで、金融機関との関係の深化を図り、投資家や貸付者に向けてサステナブルな資金提供の機会を拡大していきます。今後もESGやSDGsに資する取り組みを推進し、グリーン商品への投資機会の提供に努めてまいります。
DREAMプライベートリート投資法人は、東京都千代田区に本社を構え、持続可能な資産運用を目指して活動を続けています。