女子高校生の未来を拓くワークショップ
2026年3月28日、文京区にある日本女子大学で高校2年生を対象にした特別授業「女性起業家に学ぶ高校生のためのはじめての起業ワークショップ」が開催されました。この授業は、2027年に開設を予定している「経済学部(仮称)」への進学に興味を持つ約30名の女子高校生が参加し、実践的なワークショップを通じて女性起業家の思いや課題解決に挑戦しました。
講師には株式会社ヴィリーナジャパンのCEO、青木愛氏が迎えられ、自身の起業体験や女性として直面した数多くの課題についての講義がありました。青木氏は、リーダーシップを目指し、その中での学びや期待できる可能性について語り、参加者たちの興味を引きました。彼女の講演からは「他者の困難や違和感に共感することが、起業のアイデアにつながる」といったメッセージが強調されました。
実際のワークショップの流れ
ワークショップのメインセッションでは、青木氏の指導のもと、参加者たちは「両親(身近な人)が困っていること」をテーマに話し合い、自身が共感する課題について意見交換を行いました。さらに、これらのアイデアをどのようにビジネスに変えられるのかを考え、価格設定や収益の仕組みなどを学ぶチャンスを得ました。これにより、参加者たちは経済学部(仮称)での学びに対する興味をより深めることができたのです。
参加者の声と得たアイデア
ワークショップの後半には、提案されたビジネスアイデアのプレゼンテーションも行われました。その中で印象的だったのが、親子間の約束ごとを可視化し、進捗をスタンプで共有できるアプリ「コネペア」です。このアイデアは、親と子の関係性を改善することを目指しており、高校生ならではの柔軟な発想が詰まっています。
参加者からは「身近なところに起業のチャンスが眠っていることを実感した」「学生でもアイデアを持ち、共感を呼び起こすことで実現可能性があると感じた」といったコメントが寄せられ、ワークショップの意義を実感しました。
経済学部(仮称)の展望
日本女子大学では、社会で役立つ学びやキャリア形成が重視されています。この背景を受けて、たどり着いたのが「経済学部(仮称)」の構想です。アントレプレナーシップやデータ分析力を身につけ、自らのキャリアを切り拓く力を養うことを目指します。1年99名という少人数制を活かし、実践的な学びも提供します。
女子大学としてのアイデンティティを大切にしながら、新たな経済学部が開設されることで、より多くの学生が未来に向かってチャレンジし、自らの夢を形にしていくことを期待しています。彼女たちが起業の第一歩を踏み出す機会が増えることは、この大学の掲げる「私が動く、世界がひらく。」という理念にも大きく寄与することでしょう。今後の経済学部(仮称)の開設には、多くの注目が集まっています。