立川センタービルで警備ロボットSQ-2の運用が開始！安全を支える新たな技術

自律移動型警備ロボットSQ-2が立川センタービルで本格稼働

2025年2月1日、立川センタービルにて自律移動型警備ロボット「SQ-2」の本格運用が始まりました。これはSEQSENSE株式会社が警備の効率化と労働力不足の解決策として開発したもので、オリックス不動産株式会社の管理下で実施されています。

SQ-2の導入背景

近年、働き手不足が深刻な問題となっており、特に警備業界ではその影響が顕著です。SEQSENSEはこの問題に対処するため、自律移動型ロボットの開発・提供を進めてきました。立川センタービルでのSQ-2の導入は、警備業務の効率化と警備員の負担軽減を目指す一環として位置づけられています。

SQ-2の機能と役割

立川センタービルでは、SQ-2が1階エントランスで巡回及び立哨を行います。このロボットは、警備員の指示による臨時巡回や自動スケジュールに基づく定期巡回が可能です。

巡回が終わると自動で充電ステーションに戻り、充電中も録画を続け、365日24時間体制での監視を実現しています。また、音声アナウンス機能を活用し、来館者に館内工事の案内やフロアの誘導をすることも可能です。

SQ-2のテクノロジー

SQ-2は、独自の3次元センサー技術や自己位置推定アルゴリズムを駆使して設計されており、リアルタイムでの経路計画が可能です。これにより、警備対象物の詳細な3Dマッピングや動体検知、環境の変化を正確に察知することができます。

また、定期的な遠隔アップデートによって、新機能の追加や不具合の修正が行われ、常に最新の状態で運用できる点も大きなメリットです。

立川センタービルの利用

立川センタービルは東京都立川市に位置し、来館者にとって便利なロケーションです。SQ-2の導入により、訪れる人にとっての安全性が向上するだけでなく、警備員の業務負担を大幅に軽減することが期待されています。

今後も、SEQSENSEは働き手不足に対する解決策として、実用的で社会に役立つロボット技術を推進していくことを目指しています。