東京春のアート祭典へようこそ
2026年春、東京・渋谷はアートと音楽の祭典で彩られます。まず注目すべきは、Bunkamuraザ・ミュージアムで開催される
高木由利子 写真展 『Threads of Beauty』です。この展覧会は、2026年3月10日から29日までの期間限定で実施され、伝統的な衣服を身にまとった人々の日常を30年にわたって撮影してきた高木由利子の傑作が並びます。高木氏の作品は、ただの写真ではなく、ファッションや文化の背景を深く探求しています。その中で「ファッションとは何か?」という普遍的な問いが浮かび上がります。ファッションが持つ意味やそれに感じる美しさを再考する絶好の機会です。
次にご紹介するのは、待望の来日を果たす
ルーカス&アルトゥール・ユッセン ピアノ・デュオ・リサイタルです。2026年4月7日と8日に浜離宮朝日ホールで行われるこのリサイタルでは、オランダ出身の美しき兄弟デュオが、連弾と2台ピアノの演奏を織り交ぜた多彩なプログラムを披露します。彼らは昨年ベルリン・フィルデビューを果たし、多くのファンに支持されている注目のアーティストです。美しい音色に包まれながら、その天才的なパフォーマンスを楽しむことができるでしょう。
また、秋には
N響オーチャード定期2026/2027 東横シリーズ in 横浜が開催されます。2026年11月23日と2027年4月29日、7月4日に横浜みなとみらいホールにて実施されるこのシリーズは、クラシック音楽の名曲を一流の指揮者とピアニストが演奏します。初回公演ではウィーン・フィルのニューイヤーを指揮したソヒエフ氏が登場し、続く演目では人気のあるチャイコフスキーをテーマにしたプログラムが用意されています。さらには実力派指揮者と人気ピアニストによる共演も予定されており、クラシックファンにはたまらないラインナップです。
さらに、歌舞伎町では
大歌舞伎『獨道中五十三驛』が2026年5月3日から26日まで上演されます。主演は市川中車と市川團子という豪華なキャスト。宙乗りや早替りといった迫力の演出に加え、日替り豪華声優による朗読「こえかぶ」のコラボレーションも注目です。
そして、Bunkamuraル・シネマでは、オスカー候補のヨアキム・トリアー監督による最新作『センチメンタル・バリュー』をはじめ、数々の映画が上映されます。また、3月には「第33回フランス映画祭2026」が渋谷で開催されるなど、映画ファンにとっても充実した春となるでしょう。
最後に、Bunkamura Galleryでは個展や特別展が目白押しです。金子國義、永井博、吉岡耕二の個展が開催されるほか、移転3周年を記念した展覧会や、他館との連動企画も予定されています。
この春、東京の文化的なプログラムに参加し、アートと音楽に触れる機会を逃さないようにしましょう。多彩なイベントから自分のお気に入りを見つけて、特別な時間を過ごしてください。