日本のディープテックスタートアップの海外展開をサポートする新たな連携
最近、株式会社キャンパスクリエイトがシンガポールのOriggin Venturesと基本合意書(MOU)を締結しました。この協力によって、日本のディープテックスタートアップが海外展開するための支援が強化されることになります。キャンパスクリエイトは、大学や研究機関の研究成果を社会実装につなげる「広域TLO」として、産学連携やスタートアップ支援を進めており、今回は特にディープテックに特化したスタートアップのグローバル展開に注力しています。
背景
Origgin Venturesは、シンガポールを拠点としたディープテックアクセラレーターとして、多くの成功事例を持つ企業です。彼らは、シンガポール科学技術研究庁(A*STAR)とともに「Venture Co-Creation(VCC®)」フレームワークを構築し、有望な知財の発掘から事業化、そして経営支援までを手がけています。これにより、シンガポールだけでなく、中国、タイ、マレーシア、日本などにも事業を展開しています。
実は、日本には競争力のある技術シーズが豊富にありますが、その海外展開には規制対応や事業会社・投資家との接続など、多くの課題が存在します。これらを克服するためには、包括的かつ継続的な支援が不可欠です。そのため、キャンパスクリエイトとOriggin Venturesが果たす役割は重要です。
連携内容
今回の基本合意に基づき、両者は次の3つの分野での連携を進めます。
1.
日本発スタートアップへの投資支援
Origgin Venturesは、日本のスタートアップに対する投資と事業成長支援を加速させます。キャンパスクリエイトが持つネットワークを活用し、有望な技術シーズを見つけ出して、Origgin Venturesの支援に繋げます。
2.
海外展開支援
日本のディープテックスタートアップの海外展開において、両者が協力して、シンガポールを起点にASEAN市場での事業開発を推進します。具体的には、PoC支援や現地企業・研究機関とのマッチングを行い、これまで8社のスタートアップに対しても支援を実施しています。今後はOriggin Venturesの投資も視野に入れて、より大規模な支援体制を構築する予定です。
3.
日本市場での活動支援
Origgin Venturesが支援する海外スタートアップに対して、キャンパスクリエイトの持つ広いネットワークを活用し、日本国内での事業拡大や連携機会を提供します。
このように、両者が連携を強化することで、日本と海外を繋ぐイノベーションの創出に寄与することを目指しています。
Origgin Venturesとは
シンガポールに拠点を置くOriggin Venturesは、スタートアップ支援に特化したベンチャーキャピタルです。彼らは、革新的な技術を持つスタートアップに対して優れたエコシステムを提供し、迅速なビジネス展開を促進します。特に、Venture Co-Creation®プロセスを通じて、創業段階から持続可能なビジネスをサポートします。
キャンパスクリエイトについて
株式会社キャンパスクリエイトは、国立大学法人電気通信大学のTLOとして、産学連携を強化し、企業のオープンイノベーションを支援しています。現在、日本発のディープテックスタートアップの海外展開支援にも力を入れています。
お問い合わせ
本件についての詳細は、株式会社キャンパスクリエイトの技術移転部までお問い合わせください。
電話: 042-490-5734
メール:
[email protected]
この新たな連携が、日本のディープテックスタートアップの国際競争力を強化し、持続可能な成長を実現するための重要なステップとなることでしょう。