京都発のインディーズバンド「水平線」と「こがれ」がSYNCHRONICITYに出演決定!
音楽ファンにとって待望のニュースが舞い込んできました。HYPE株式会社が運営するライブハウス『TOKIO TOKYO』と都市型音楽フェス『SYNCHRONICITY』がタッグを組んだ企画『ハコからSYNCHRONICITY!!』に、京都を拠点に活動する4人組ロックバンド「水平線」と、2024年に東京で活動を開始するスリーピースロックバンド「こがれ」が選ばれました。これにより、彼らは2025年の巨大な音楽フェス「SYNCHRONICITY」に出演する機会を得たのです。
選ばれたアーティストの背景
「水平線」は、独特のアンサンブルとハーモニーで魅了する京都発のバンドです。メンバーの田嶋(ボーカル・ギター)と安東(ボーカル・ギター)が共に作詞作曲を手掛け、日本語ロックの伝統を引き継ぎながらも、どこかUKオルタナティブの香りが漂うサウンドを生み出しています。彼らの楽曲は、聴く者にスケール感を感じさせるものばかりです。
一方、「こがれ」は、ギター、ベース、ドラムというシンプルな編成で、強烈なロックサウンドを展開しつつも、儚く温かみのあるメロディを提供します。彼らの楽曲には寂しさや孤独を描いた歌詞が多く見られますが、同時に人々の抱える苦悩に寄り添うポジティブなエネルギーも感じられます。これが、彼らの音楽が多くの人々の心に響く理由でしょう。
コラボレーションの意義
都市型音楽フェス『SYNCHRONICITY』は、2005年にスタートし、毎年渋谷で開催されています。音楽だけでなく、アートやパフォーマンスを含む多様なカルチャーを紹介する、まさに音楽ファンにとっての祭典です。2025年の開催は20周年を迎え、過去最大の規模となる予定で、これまで多くの名アーティストがこの舞台に立ってきました。
「水平線」と「こがれ」が選ばれたことで、彼らの音楽がより多くのリスナーに届く機会が生まれました。特に、レーベルやマネジメントを行っているHYPE社は、インディーズアーティストの成長を支援する体制を整えており、これにより地元アーティストが大舞台で活躍することができるよう、サポートを行っています。
フェスへの期待
『SYNCHRONICITY』の代表である麻生潤氏は、選考の過程が非常に難しかったことを明かしました。多くの素晴らしいエントリーの中で「水平線」と「こがれ」を選出した理由は、彼らが持つ新たな可能性に対する期待だと言います。また、HYPEの代表取締役、橋本登希男氏も、彼らの音楽が持つ温かさと懐かしさに感銘を受け、「自分もそんなバンドが好きだ」との思いを新たにしたと語っています。
この2組の登場は、音楽フェスが持つ「出会いと感動」を具現化する素晴らしい機会となるでしょう。また、音楽だけでなく、環境にも配慮した試みとして、グリーン電力を使用したイベント運営が行われている点も見逃せません。音楽とアートを通じて、持続可能な未来を描くことが、SYNCHRONICITYの重要なテーマの一つです。
まとめ
2025年4月12日、13日には渋谷で開催される『SYNCHRONICITY』で、「水平線」と「こがれ」がどのようなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から楽しみでなりません。音楽が持つ力を信じて、彼らの晴れ舞台をぜひ見届けたいと思います。音楽ファンの皆さんも、今からこのイベントを心待ちにしていきましょう!