ジャイルス・ピーターソンが手掛ける11周年記念コンピレーションが遂に登場

ジャイルス・ピーターソンが贈る特別なアルバムが登場

日本でも安定したファン層を持つDJ、キュレーター、そしてレーベル・オーナー、ジャイルス・ピーターソンが手掛けたコンピレーションアルバムが2025年7月23日にリリースされることが決まりました。このアルバムは、シカゴの名門レーベル「International Anthem」の設立11周年を記念したもので、実験的かつジャンルを超えた音楽が楽しめる内容となっています。

国内盤CDリリースの概要

このコンピレーションは、原雅明がプロデュースするringsレーベルからリリースされる国内盤CDで、全2枚組のボリュームを誇ります。収録される内容は、レーベルのカタログから厳選された楽曲たちで、ジェフ・パーカー、マカヤ・マクレイヴン、ベン・ラマー・ゲイなど、レーベルを代表するアーティストたちの音楽が詰まっています。

収録楽曲の魅力

本コンピレーションでは、音楽の専門家たちによる刺激的な作品が多数収録されています。例えば、マカヤ・マクレイヴンの「The Jaunt」や、ブランド・ユーザーを featuringした「Taking Flight」などがリストに挙がっています。また、ジャイルス・ピーターソンがBBCラジオで放送した貴重な音源も含まれており、過去の歴史を振り返ることができる特別な内容となっています。これにより、レーベルの持つ個性や実験精神を深く感じることができるでしょう。

ジャズの未来を指し示す重要な作品

このアルバムは、ジャズの新たな方向性を見出す、非常に重要なコンピレーションとして高く評価されています。ジャイルス・ピーターソンは「International Anthemを長年支えてきた人間として、このコンピレーションのコンパイラーに最適です」、とプロデューサーの原雅明がコメントしています。このアルバムは、リスナーにとってはジャズの魅力を再発見するきっかけとなるでしょう。