終電後の新しい移動手段！「駅すぱあと」と「ミッドナイトシャトル」連携開始

新たな移動の形を提案する「ミッドナイトシャトル」

2025年6月6日から、経路検索の定番アプリ「駅すぱあと」と予約制のシェア乗りサービス「ミッドナイトシャトル」が連携を開始しました。この提携により、終電後の帰宅手段を格段に豊かにすることが期待されています。

終電後の選択肢を広げる

「ミッドナイトシャトル」は、公共交通機関の終電が終了した後でも、安心して移動できる新しいサービスです。具体的には、終電後の時間帯に沿線地域の移動課題を解決するためにニアミーが提供しているもので、複数の鉄道会社が共同で実施する実証運行となっています。

「駅すぱあとアプリ」は、ユーザーが終電後の経路を調べた際に、「ミッドナイトシャトル」の予約サイトへ直接アクセスできるボタンが表示される新機能を追加しました。これにより、簡単にシャトルの予約ができ、多様な移動手段が選べるようになるのです。

どんなサービスなのか？

「ミッドナイトシャトル」は終電後に地域特性に基づいて運行されます。例えば、池袋線の西武南口から小手指駅まで、小手指駅付近を結ぶルートがあります。また、もう一つの運行として、JR三鷹駅周辺からも対象エリアへ向かうシャトルが運行されており、これにより交通手段が不足がちな時間帯において、地域の人々に便利な移動を提供します。

連携の背景

今回の連携は、公共交通機関やシェアサイクルなど、多様な移動手段を組み合わせたMaaS（Mobility as a Service）の取り組みの一環です。「駅すぱあと」は、過去にも公共交通やシェアサイクル、タクシーを組み合わせた経路提案機能を提供してきました。このような背景から、ニアミーとの提携により、さらに移動の自由度が向上すると期待されています。

使い方はシンプル

「駅すぱあとアプリ」を使用することで、ユーザーは終電後の交通情報を簡単に調べることができます。関連する路線が検索されると、表示されるカテゴリー内に「ミッドナイトシャトル」の予約ボタンが表示されるため、一目で施策がわかり、手間をかけずに予約することが可能です。また、ミッドナイトシャトルを利用するには、ニアミーの会員登録が必要ですが、「駅すぱあとアプリ」は登録なしで利用できます。