enableXが貫く次世代の事業開発支援
株式会社enableX(以下、enableX)は、2025年に株式会社ストラテジーキャンパス(以下、ストラテジーキャンパス)の全株式を取得することを決定しました。これにより、enableXはストラテジーキャンパスを完全子会社化し、AIテクノロジーと高度な事業開発の専門性を最大限に活かした新たな事業開発サービスを提供する体制を整えます。
買収の背景と目的
enableXは「事業開発の在り方を変える」というミッションを掲げ、急成長を遂げてきました。設立からわずか2年で取引規模20億円を達成するなど、その成長は目覚ましいものです。今回の買収は、事業開発におけるコンサルティング能力を強化し、ストラテジーキャンパスが持つ300以上のプロジェクト実績を統合することを目的としています。これにより、大企業向けの新規事業開発支援におけるノウハウをさらに強化し、クロスボーダー展開を推進するための基盤を築きます。
シナジー効果と期待される成果
本買収によって期待されるシナジー効果として、以下の点が挙げられます。まず、enableXの持つAI技術とストラテジーキャンパスの事業創出メソドロジーの融合により、データドリブンな事業開発プロセスが確立される見込みです。また、事業構想から実装・成長までを一貫して支援する体制が整うことで、より包括的な事業開発ソリューションが提供されることになります。
顧客基盤の相互補完も重要なポイントです。両社の顧客ネットワークをフル活用することで、新たな事業機会が広がり、大企業からスタートアップまで多様な顧客層に対して価値を提供することができます。
代表者のコメント
ストラテジーキャンパスの代表取締役社長、中村陽二氏は「enableXへの参画を通じて、グローバル展開やM&Aを活用した成長においてサービスの幅を広げられることを大変嬉しく思っています」と述べています。一方、enableXの代表取締役CEO、釼持駿氏は「両社の事業創出・成長ノウハウを融合させることで、企業の持続的な事業創出能力を強化していくつもりです」と語っています。彼は、急速に変化する事業環境の中で、継続的な成長がいかに重要であるかを強調しました。
今後の展望
ストラテジーキャンパスは、enableXグループの中核企業として、これまでの専門性を持ち寄り、AI時代に新たな事業開発モデルの確立に挑戦します。これによって、ブランドの確立を加速し、両社が共に成長する未来を描いていきます。
この買収がもたらす革新性と成長戦略は、東京エリアのビジネス界においても大きな注目を集めることでしょう。今後の展開に期待が寄せられます。