地震情報システム導入
2026-03-30 10:13:01

新しい地震情報システム「Gragram」が東京都内に導入される

地震後の迅速な対応を支援するGragram



東京都内で、地域の防災力向上に寄与する新たなシステム「Gragram」が導入されました。このシステムは、白山工業株式会社とJR東日本建築設計が共同で開発したもので、2026年3月28日にグランドオープンするTAKANAWA GATEWAY CITY及び新たに開発されたOIMACHI TRACKSの全棟に設置されます。

Gragramの特徴とメリット



Gragramは、地震発生後の建物の健全性を迅速に評価するための判定支援システムです。このシステムにより、建物内部に複数の測定機器を設置し、地震時における避難指示や建物の使用可否を評価する情報を提供します。特に、構造体だけでなく、外装材や天井材、設備機器、家具などの非構造部材の被災状況も判定することができ、総合的な安全確認が可能です。

即時判定ブラウズ機能



地震が発生した直後には、「即時判定ブラウズ」機能が発動し、施設内のいくつかの重要項目の被災度を判定します。判定項目は、構造体、外装材、天井、設備機器、家具で、色分けされた画面を通じて一目で被災度を把握できます。これにより、施設管理者は迅速な判断と適切な対策が可能になるため、災害時の対応力が飛躍的に向上します。

診断レポートの自動作成



更に、地震発生後には、自動的に詳細な診断レポートが作成され、建物のBCP(事業継続計画)に沿った情報を提供します。防災拠点としての利用可否や建物の継続使用の可否についての情報が含まれ、非常に役立つ内容になっています。この機能は特に、非常時における迅速な意思決定に寄与します。

地域の防災力強化に向けて



TAKANAWA GATEWAY CITY及びOIMACHI TRACKSでは、Gragramの導入により、街全体の地震対応力と安全性の向上が期待されています。これにより、複合施設としてのレジリエンスが強化され、地域全体が自然災害に対する抵抗力を持つことになります。白山工業とJR東日本建築設計は、このシステムをJR東日本グループ以外の施設にも広めていく考えで、今後の普及活動にも意欲を示しています。

未来に向けた意義



白山工業は長年にわたり、様々な地震観測システムを開発してきました。2011年から提供している「VissQシリーズ」で400棟以上の導入実績を持ち、この最新のGragramもその一環として位置付けられています。また、JR東日本建築設計は、地域との協調を重視し、まちづくりにおいても新たな提案を行っています。

今後、地域の安心・安全を支えるために、Gragramが大きな役割を果たすことが期待されています。防災が進む東京都内で、新たな取り組みとして注目されるでしょう。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: Gragram 白山工業 JR東日本建築設計

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。