映像制作を通じて学ぶ新たな教育旅行
株式会社明光ネットワークジャパンが運営する子ども向け旅行プログラム「ふれたび」は、同志社中学校と協力し、教育旅行「撮り旅 in 長崎」を実施しました。これは広告映像制作を手がける株式会社AOI Pro.の教育プロジェクト「地域の魅力を映像にしよう!〜撮り旅〜」とタッグを組んだ新たな試みです。
学びの場としての「撮り旅」
このプログラムは、ただ観光地を訪問するだけでなく、参加者たちが映像制作を通じて主体的な学びを体験することを目的にしています。2025年の8月に行われたツアーでは、同志社中学校の生徒が長崎の歴史的建造物や観光地を訪れ、自らの視点で観光名所を切り取るという課題に取り組みました。
映像制作の基礎を身につける
ツアー前にはAOI Pro.の講師による事前講習が行われ、生徒たちはカメラの操作方法や映像の構成技術を学びました。このような準備を経て、長崎市内では「大浦天主堂」や「眼鏡橋」、「ガラスの砂浜」、さらには「軍艦島」の撮影を行ないました。参加者たちは、夜景の名所である「稲佐山展望台}予からの美しい夜景をカメラに収めるなど、貴重な体験を享受しました。
学びの成果と生徒の声
撮影が終了した後、生徒たちは京都に戻り、得た映像を編集する作業に取りかかりました。これもまた自己表現の一環であり、撮影から編集までを一貫して行うことで、学びの体験を深めました。
参加した生徒からは「初めて家族以外の人たちと旅行できて楽しかった」「映像制作の技術を学べて自信が持てるようになった」「観光名所を違った視点で捉えることができ、価値のある体験だった」という感想が寄せられています。このように、映像制作を通じた学びの体験は、生徒たちの非認知能力や発信力の向上に寄与しました。
新たな教育旅行を提案する「ふれたび」
明光ネットワークジャパンは、今後も「ふれたび」を通じて教育旅行の新しい形を提案し続けます。單なる観光旅行を超えた「記憶に残る体験学習」を提供することで、生徒一人一人の可能性を広げていきます。
「撮り旅」とは?
「撮り旅」は2022年にAOI Pro.が開始した教育プロジェクトで、若者自身がその地域の魅力を撮影・編集することを目的としています。これまでに60以上の自治体や教育機関と連携し、多くの若者たちによる地域活性化のための映像が制作されてきました。
フォーカスを当てる「ふれたび」
「ふれたび」は、子どもたちの豊かな成長を支援するために、五感を使って体験することの大切さを強調しています。これにより、子どもたちの自立心や協調性を育む機会を提供し、学習をより実践的なものにしています。 ひとりひとりの学びを広げ、地域との価値ある交流を促進する「ふれたび」の取り組みは、今後も注目されるでしょう。