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映画館で楽しむ古典バレエ『ロミオとジュリエット』

2023年6月6日（金）より、ロイヤル・バレエが映画館で『ロミオとジュリエット』の上映を開始します。この作品は、1965年の初演以来、ケネス・マクミラン振付のバレエとして高い評価を受けており、今なおバレエ界での定番作品として君臨しています。

ワディム・ムンタギロフの魅力

ロミオ役を演じるのは、貴公子そのものの魅力を持つワディム・ムンタギロフ。彼は、自身の成長とともにロミオというキャラクターをどのように演じているのかを語ります。「ロミオ役は非常に自然に演じられる役」と彼は言いますが、その演技は歳を重ねるごとに深みを増しているとも述べています。彼がこの役に抱く特別な思いは、演技にも反映され、観客に感情を届ける力を与えています。

歴史に残る傑作の振付と音楽

本作は、ロイヤル・バレエの重要なレパートリーとも言える作品で、その振付はマクミランが心理描写に重点を置くことで、観客に深い感動を与えます。プロコフィエフの音楽は、作品のドラマをさらに引き立てており、感情豊かな舞台を作り上げる要素となっています。また、演技においても人間の感情がリアルに描写されており、ただのダンスにとどまらない立体的な表現が見どころとなっています。

観客との深い関係

ワディムは、日本の観客に特別な感謝の意を示します。彼は「日本では毎回とても幸せな思いをしている」と語り、日本の観客がバレエに寄せる愛と敬意を感じていると述べています。このような観客との関係は、彼の演技に対するモチベーションともなっており、舞台上でのパフォーマンスに深く影響しています。

自然とバレエの満喫

また、ワディムは日本の自然を楽しむことにも関心があるようです。「日本の自然をもっと見たい」と話し、昨年の夏に訪れた箱根でのリラックスした時間を懐かしむ様子が印象的です。今年の夏も自然の中で自分自身を充電できることを期待しているようです。

本作のあらすじ

『ロミオとジュリエット』は、キャピュレット家のジュリエットとモンタギュー家のロミオが情熱的に恋に落ちる物語です。しかし、二つの家の対立によって運命は狂い、悲劇の連鎖が生まれることになります。彼らの切ない恋の行く末を、バレエを通して体感することができるのです。

上映情報

この名作は、6月6日から6月12日まで、TOHOシネマズ 日本橋ほかで1週間限定での公開です。この貴重な機会をぜひお見逃しなく。映画館で表現されるバレエの美しさを堪能してください！

公式サイト | 公式X

（C) Tristram Kenton

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