フィスラーが創業180周年を迎え、未来へ向けた新たな挑戦を発表

フィスラー創業180周年を迎える

ドイツの高級キッチンウェアブランド「フィスラー」が今年、見事に創業180周年を迎えました。この特別な年は「Made in Germany ～永く続く価値の創造～」をテーマに掲げ、技術革新とクラフトマンシップを祝う機会となっています。フィスラーは1845年に配管工カール・フィリップ・フィスラーによって小さな工房からスタートし、今や世界中で愛用されるブランドへと成長を遂げました。

結晶した技術革新と職人技

フィスラーの歴史は、素晴らしい職人たちの技術と革新の結晶です。創業以来、その全ての製品は最高級の素材を使用し、細心の注意を払いながら製造されてきました。1853年には家庭用スプリング式圧力鍋の特許を取得し、1974年にはフィスラーの代名詞とも言える「オリジナルプロフィコレクション」が登場。これにより、調理器具におけるデザインと機能性は新たな基準を打ち立てました。

フィスラーの製品は、料理を愛するすべての人々に感謝の気持ちを込めて、見た目の美しさだけでなく、使い心地にもこだわっています。現在では、グローバルに求められるプレミアムブランドとして、持続可能な製品の設計・製造を責任を持って行っていることが強みです。

CEOのメッセージ

フィスラーのCEOフランク・ベッチャーはこの重要な歳月に対し、「ブランドの成功を引き継ぎ、持続可能なイノベーションで料理を楽しむ皆様を魅了することが私の責務です。特に今年は、革新者ハラルド・フィスラーの生誕100周年にあたるため、彼の功績を振り返りながら、未来に向けた挑戦を続けていきます」とコメントしています。彼の言葉には、ブランドの責任感と未来への希望が込められています。

新たな挑戦と未来の展望

フィスラーは2025年を見据えた新生活キャンペーンをスタートしています。このキャンペーンでは、180周年を祝うため、ゴールドとシルバーのスポンジセットを提供する特典が登場。これらの特典はフィスラー製品を20,000円以上購入した方に先着でプレゼントされます。店舗や公式インスタグラムを通じて、さらに多くのスペシャル企画が用意されています。

新たにグローバルマーケティングディレクターに就任したトード・クラウゼンも、フィスラーの新しい方向性を強調しました。「180年の歴史の中で、ブランドの伝統と現代的な視点の融合は非常に重要です。私たちは、単なる料理の作業を越えて、自己表現の手段として、お客様に響く製品を提供し続けます」と述べ、フィスラー製品のユニークさを引き出す意欲を表明しています。

180年の感謝とともに

フィスラーはこれからも、彼らの製品が多くの家庭で愛されることを願っています。フィスラーの製品は、料理を通じて毎日の食卓においしさや幸せ、笑顔をもたらすことを目指しており、今後の展開には期待が高まります。今年のアニバーサリーは、フィスラーというブランドの深い歴史と、未来に向けた確かな一歩を感じる年となることでしょう。