岡山大学が三重大学と研究支援人材に関する意見交換会を開催

岡山大学が三重大学との意見交換会を実施

1934年に設立された岡山大学は、昨今の研究環境の変化に応じて、人事戦略を強化するためにさまざまな取り組みを行っています。そして2025年7月2日、津島キャンパスの共創イノベーションラボ（KIBINOVE）で三重大学との意見交換会が行われました。この会には、三重大学の研究・地域連携部長や研究推進課長をはじめとする関係者が訪れ、岡山大学の研究支援人材（URA）制度について意見を交わしました。

意見交換会の目的と内容

意見交換会では、岡山大学が導入しているURA制度や、それに伴う人事戦略について詳細に説明が行われました。特に、若手職員を育成し、他大学と連携していく重要性が強調され、さまざまな質問が飛び交いました。その中には、人材確保の施策や広報活動の必要性についての意見も含まれ、両校の交流を通じて、互いの取り組みを深く理解する貴重な機会となりました。

岡山大学のURA制度は2012年にスタートし、J-PEAKSの採択を機に多様な制度が整えられています。例えば、複線型人事制度や研究開発マネジメント人材認定制度などがあり、これらがどのように大学の人事戦略に寄与しているかを詳しく説明しました。今回の意見交換を通じて、URA制度の意味やそれに伴う課題を再認識し、有意義な時間となったと職員たちは感じています。

未来に向けた取り組み

岡山大学は、三重大学との連携にとどまらず、他の大学との協力も積極的に進めています。これにより、日本における研究大学群の形成を目指し、全国の研究力の向上を図ることを目指しているのです。今回の意見交換をきっかけに、岡山大学は地域とグローバルな未来を共創し、社会変革を実現するための挑戦を続ける意志を強く持っています。