AIで写真管理
2026-05-28 19:33:00

福岡市の下水道工事でAI写真管理の実証プロジェクトが始動

福岡市で進化する工事現場の写真管理


福岡市において、下水道工事の現場でAIを活用した革新的な写真管理の実証プロジェクトが始まりました。その名も『蔵衛門(くらえもん)』。このプロジェクトは、株式会社ルクレによって運営され、撮影した写真を自動で仕分け、クラウド共有を行うシステムです。これにより、写真管理にかかる業務負担を大幅に軽減し、撮影漏れを防ぐ効果を検証します。

背景と目的


福岡市では、工事における品質管理や安全管理のため、各施工段階において写真の提出が求められます。しかし、工事事業者は日々大量の写真を撮影し、その整理に多くの時間を要しています。そこで、福岡市は業務効率化を目指し、建設テックをテーマにした公募を行い、株式会社ルクレが実施事業者として選ばれました。その結果、今回の実証プロジェクトが始まることとなりました。

実証プロジェクトの詳細


  • - サービス名: 蔵衛門(くらえもん)
  • - 実証開始日: 令和8年5月28日以降、順次開始
  • - 実証場所: 福岡市発注の下水道工事(福岡市西区豊浜1丁目 他)

本プロジェクトでは、『蔵衛門』を用いて写真管理を実施します。撮影された写真はAIによって自動分類され、現場の関係者はリアルタイムで共有できます。これにより、写真整理が効率的に行える体制が整うのです。

蔵衛門の特長


1. AIによる自動仕分け: ただ撮影するだけで、AIが自動的にクラウド上で写真を整理します。手動での仕分けに比べて、時間と労力を大幅に削減可能です。
2. リアルタイム共有: 現場、事務所、協力会社がクラウドを通じて写真をリアルタイムに共有できるため、情報の行き違いや確認の手間も減ります。
3. 直感的な操作: ITの専門知識がなくても使えるシンプルな設計で、現場担当者から管理者まで誰でもすぐに使い始めることができます。

今後の展開


この実証プロジェクトを通じて、AIによる写真管理業務の自動化を進め、作業の効率化と撮影漏れ防止の効果を検証します。『蔵衛門』は建設現場のDXを推進するプラットフォームとして、さらなる自治体や建設事業者との連携を強化していく方針です。

蔵衛門について


『蔵衛門』は、1999年に発売された台帳作成ソフトが基盤となっており、工事現場での業務効率を向上させるために、さまざまな機能が搭載されています。また、2022年からは現場アプリ・クラウド・ソフトを統合した『蔵衛門プレミアム』の提供を開始し、現場での利用が進んでいます。このように、工事写真を活用してすべての関係者に負担を軽減するシステムは、今後の建設業界において欠かせない存在となることでしょう。

今後の進展も注目される『蔵衛門』。福岡市の下水道工事が成功裏に進行し、他の地域や業界にもこの技術が広がることが期待されます。


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