Nothing Ear (3)の革新
ロンドンを拠点にするテクノロジーブランドNothingが、最新のフラッグシップワイヤレスイヤホン「Ear (3)」を発表しました。本機は、スーパーマイクや革新技術を駆使して、ノイズの少ない高品質な音声体験を提供します。これまでのイヤホンとは一線を画す商品が登場しました。
スーパーマイクとノイズキャンセリング機能
Ear (3)の中心的な特徴は、充電ケースに内蔵されたスーパーマイクです。この新しいデュアルマイクシステムは、あなたの声だけをクリアに伝え、周囲のノイズを最大95dBまでカットすることが可能です。
通話中でも、雑音の多い環境でも、クリアな音声を実現します。特に、TALKボタンを押すことでスーパーマイクを簡単に起動でき、ボイスメモの録音も簡単に行えます。この際には、Automatic Transcription機能を使うことで、録音した内容が自動で文字化され、アイデアやメモをしっかり記録することができます。
さらに、各イヤホンには全指向性マイクが3つ搭載されており、骨の振動を感知するボイスピックアップユニットの採用により、声の信号を正確に集音します。この点は、通常の環境雑音を大幅に減少させる要因となっています。AIを活用した環境ノイズキャンセリングも搭載し、外部のノイズに左右されずに会話ができる環境を提供します。
サウンドのクオリティ
Ear (3)には12mmのダイナミックドライバーが搭載されており、豊かでクリアな音質を実現しています。特に、振動板のパターン加工により、放射面積が20%拡大されており、低音の迫力や高音の鮮明さが増しています。ボーカルも見事に描かれ、まるで音楽の中に身を置いているかのような深い没入感を感じられます。
洗練されたデザイン
Nothingは独自のシースルーデザインを採用しており、中身の精緻な内部構造が見えるような印象を与えます。また、磨かれたメタルとカスタムアンテナを使用したことにより、さらなる性能向上を実現しています。このアンテナは従来モデルよりも出力を15%アップし、感度も20%向上させました。これにより、移動中でも安定した接続を可能にします。
さらに、充電ケースは100%リサイクルされたアルミニウム使用の上、27の工程で製造されたシームレスな構造を持っています。
パフォーマンスと持続力
Ear (3)は55mAhのバッテリーを搭載し、最長10時間の再生が可能。充電ケースを使えば最大38時間の使用ができるため、長時間の外出でも安心です。急速充電も可能で、わずか10分の充電時間で最大10時間再生できます。また、Bluetooth 5.4に対応しており、高音質の音楽体験が楽しめます。
販売価格と詳細
新しいEar (3)はホワイトとブラックの2色が用意されており、価格は25,800円(税込)です。予約は9月18日から開始し、実際の販売は9月25日からになります。
私たちが日常で使うイヤホンに革新をもたらすNothing Ear (3)。今後の展開が楽しみな製品です。