『NAKED GARDEN ONE KYOTO』
2025-06-26 11:09:33

京都の夏を彩る『NAKED GARDEN ONE KYOTO 2025』が始動、平和のメッセージを届けるアートの祭典

京都の夏を彩る『NAKED GARDEN ONE KYOTO 2025』が始動



2025年の夏、京都の魅力が再び顕現します。特に、伏見稲荷大社、二条城、八坂神社といった歴史深い寺社と株式会社ネイキッドが共創するアートプロジェクト『NAKED GARDEN ONE KYOTO 2025』が、7月19日から8月24日まで開催されます。このイベントは、地域社会とアーティストが協力し、平和をテーマとした作品を通じて未来へ希望のメッセージを届ける、特別な夏季イベントです。

地域と共に歩むアートプロジェクト



『NAKED GARDEN ONE KYOTO』は、2022年にスタートし、今年で4年目を迎えます。このアートプロジェクトは、京都を一つの庭のように見立て、文化や伝統、コミュニティ、アートといった異なる要素が融合する新しい形を生み出しています。これまでに52の参画施設があり、各地でさまざまなイベントが行われてきました。

2025年は、第二次世界大戦の終結から80年を迎え、未来を担う子どもたちと一緒に、平和への祈りを込めたアート作品を作成し、そのメッセージを世界に発信します。多様な表現を通じて「平和」の大切さを見つめ直し、地域のつながりを深める機会を提供します。

アートとワークショップの融合



このプロジェクトの一環として、7月5日には二条城近くの京都三条会商店街で七夕夜市が開催されます。このイベントでは、子どもたちが平和に関するテーマで塗り絵を行うワークショップも予定されています。その際に制作された絵が行灯に灯され、二条城会場内で展示されます。この展示は、誰でも参加できる無料のワークショップとして、多くの人々が集い、子どもたちの未来への願いを形にする場となるでしょう。

歴史的な背景と現代のアート



伏見稲荷大社では、伝統的な神事「宵宮祭」「本宮祭」と連携し、このプロジェクトにおいて初めてアート展示が行われます。稲荷小学校の児童たちによって描かれた未来への平和の願いが込められた作品が神社に奉納され、DANDELION PROJECTとともに境内で展示されます。これにより、歴史的な場所に現代の子どもたちの想いが重なり、世代を超えた平和のメッセージを発信します。

八坂神社でも、地域の信仰に基づく疫病退散や無病息災の祈りが続けられ、ボーイスカウトやガールスカウトの子どもたちが平和を願い描いたメッセージが、DANDELIONのアートと融合します。こうした活動を通じて、地域の人々の絆が深まることを期待しています。

世界とのつながりを持つDANDELION PROJECT



『DANDELION PROJECT』はアーティストの村松亮太郎が立ち上げたもので、世界中にタンポポのアートオブジェを設置し、平和の希望をリアルタイムで共有することを目的としたプロジェクトです。これまでにパリや上海、サンフランシスコなどで実施され、数多くの人々が参加・体験しています。

新たな文化体験の創出



『NAKED GARDEN ONE KYOTO』は、京都の文化を新たな形で発信するためのプロジェクトでもあります。2022年には、世界遺産の二条城を含む21箇所で行われ、約30万人が参加し、金額にして約50億円の経済効果を生み出しました。その後も、京都のユニークなスポットを活用した新しい観光体験の創出を続けています。

夏の間、アートと文化が交差する特別な体験として、伝統と未来が重なり合う瞬間をぜひ楽しんでください。これまでの経験を基に、現代のアートがどのように歴史と融合し、地域を活性化させるかにぜひご注目ください。


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