大船渡市の山林火災被害者に支援物資を提供したイノアックの取り組み

大船渡市の山林火災被害者への支援

令和7年に発生した岩手県大船渡市の大規模な山林火災で被害に遭った方々に対し、株式会社イノアックコーポレーションが行った支援活动についてお伝えします。

いのちを支える支援物資

イノアックコーポレーションのグループ会社、株式会社東北イノアックは、今回の火災により避難生活を強いられている方々に向けて、最大限の支援を行いました。具体的には、ウレタン製のマットレス480枚と断熱材“サーマックス”を45枚寄付しました。これらの物資は、避難所生活を少しでも快適に過ごすための重要な支えとなるでしょう。

マットレスの役割

避難所での生活は、不安定で心身ともに負担がかかるものです。特に睡眠環境が整っていない状況では、健康状態にも影響を及ぼしかねません。イノアックのウレタン製マットレスは、疲れた体をしっかりと支えるために設計されています。寄付された480枚は、被災者の皆様が少しでも安らかに眠れるよう配慮されており、その効果は絶大です。

断熱材の寄付

また、避難所の底冷え対策として提供された断熱材“サーマックス”は、特に冬場の厳しい寒さをしっかりと防ぐ役割を果たします。体育館などの避難所では、床からの冷気が体に伝わることが多く、その対策としてこの断熱材は不可欠です。合計45枚の寄付は、避難者の快適さを少しでも向上させるための一助となることでしょう。

会社の背景と取り組み

東北イノアックは、1964年に宮城県美里町で設立され、ウレタン、ゴム、プラスチックなどを用いた製品開発を行っています。自動車や建設関連など多様な業種において、生活密着型の高品質な製品を提供しています。企業としては、被災地の復興に向けて、持続的な支援活動を展開し、地域の皆様とともに歩む姿勢を大切にしています。

イノアックコーポレーションについて

イノアックコーポレーションは、名古屋を本社とし、東京にも拠点を置くウレタン発泡技術のリーディングカンパニーです。様々な機能性素材を開発し、多くの産業分野で活躍しています。「セカイの、ミライの、イノアック。」という理念のもと、人々の豊かな暮らしを支えるために邁進しています。企業の基本理念と同様、地域社会の力となるべく、支援活動を通じた貢献も続けていくことでしょう。