岡山大学の挑戦
2025-04-20 02:06:17

岡山大学が地域課題解決に挑む - 新たな広報誌「いちょう並木」Vol.108のご紹介

岡山大学が地域課題解決に挑む



国立大学法人岡山大学は、2025年4月1日に広報誌「いちょう並木」Vol.108を発行しました。本号のテーマは「この街と岡山大学 まちを診る、街を創る」。これは岡山大学が地域において推進する重要な取り組みや研究を広く知ってもらう絶好の機会です。

特集内容の概要



この号では、持続可能な街づくりを実現するための活動や地域の課題に取り組む研究者たちの姿が特集されています。特に注目したいのは、氏原岳人准教授の提案する「まちを診る、まちを治療する」というアプローチです。氏原准教授は、「空き家」や「防災」、そして「交通」など、地域が抱える多様な問題に対して真摯に向き合っています。彼の研究は、都市計画における生活者の視点を取り入れた非常に実践的なものとなっており、地域と共に歩む都市計画の未来を描いています。

講演内容の紹介



また、今号では「古墳を空から探る」という独自の視点も取り上げられています。光本順教授が率いる研究チームは、ドローンと最先端のLiDAR技術を駆使して、古代の景観や人々の生活様式を新たに可視化することを目指しています。この研究は、考古学の新しい手法を提供し、古墳研究に革命をもたらすものです。

地域との連携



「街中University」というプロジェクトでは、吉備中央町との連携により「きびアプリ」を通じた便利な生活支援を実現しようとしています。サポートを受けている佐藤康晴教授と学生たちは、高齢者のスマートフォン操作を助ける専用タッチペンの開発にも取り組んでいます。このような活動は地域住民の生活をより豊かにすることに寄与しています。

防災教育に向けた取り組み



さらに、おかやまバトンは、防災意識の向上を目指した活動を進めています。災害に向けた訓練や教育を通じて、地域住民に助け合いの重要性を伝え、防災力向上に向けた意識を育てています。これらの取り組みは、岡山の地域全体が互いに支え合う強いコミュニティを形成するための基盤となるでしょう。

学生たちの取り組み



岡山大学では、学生たちも自らの興味を追求し、社会と関わりを持つ機会が多くあります。演劇部に所属する教育学部の片山順貴さんや、アイスホッケー部の副キャプテンとして活躍する工学部の山本晴留さんは、それぞれの分野で輝きを放っています。片山さんは、演技や脚本、演出での経験を通じて成長し、今では学外でも成功を収めています。一方、山本さんは数々の大会での優勝を重ね、小学生からの情熱を持ち続けています。

ダイバーシティ推進



岡山大学は、「女性もっと活躍宣言!WITHプラン」という取り組みも進めています。女性研究者の上位職登用を促進し、リーダーシップを育むプログラムを提供することにより、岡山大学内のダイバーシティとインクルージョンの推進に寄与しています。

総括



岡山大学の広報誌「いちょう並木」Vol.108は、地域課題解決の先駆けとなる岡山大学の取り組みをまとめて紹介する貴重なコンテンツです。これからも、地域とともに成長し続ける岡山大学の活動を注目していきたいですね。全ページを通じての詳細は こちらからご覧いただけます。


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