世界一の革新食器
2025-02-18 10:35:16

国際コンテストで世界一!NIKKO×能作×箔一の革新食器

世界的な栄誉を受けた日本の食器「錫白(すずはく)」



最近、老舗の陶磁器ブランド・NIKKOが、国際的なテーブルウェアコンテストで栄えある世界一位に輝きました。この受賞は、NIKKOと鋳物メーカーの能作、金箔の箔一という三社が手を組んだ新たなコレクション「錫白(すずはく)」によるものです。この商品は、陶磁器と異素材を融合させることで、持続可能性を考慮した革新的なデザインを実現しました。

コンテストの詳細


「Tableware International Awards of Excellence 2025」で行われたこのコンテストには、世界各国から250以上のブランドが参加しました。その中で、日本から唯一の受賞を果たしたのがNIKKOです。審査員からは「革新的かつ創造的なデザイン」と高く評価され、特に三社の技術と知識の結集が光りました。

このコンテストはサステナビリティを重視して設けられた部門で、持続可能な製品やプロジェクトが評価される場として新設されたものです。環境への配慮が一層求められる今、こうしたアプローチが重要視されています。

「錫白(すずはく)」の特徴


「錫白」は、NIKKOが今後の100年に向けて新たな価値を追求したプロジェクトの一環として開発されました。陶磁器と金属の異なる素材を掛け合わせることで、新しい技法を確立しています。開発には約3年を費やし、試行錯誤の末に機能美を兼ね備えた商品が誕生しました。

このコレクションは、NIKKOの上質なボーンチャイナと能作の錫、箔一の金箔や銅箔によって構成されています。特に、十分な強度を持ちながら美しいデザイン性を保つため、プレートのフチを柔らかな錫で覆い、長く使用できる形に仕上げています。

開発者の想い


NIKKOの代表取締役専務、三谷直輝氏は、「錫白は意匠性と機能性がバランス良く融合した商品です」と述べ、受賞が同社の目指す方向性と合致した喜びを表しています。また、デザイン室の佐久間和氏も「この商品が国際的な評価を得たことに感謝しています」と話しています。

日本の伝統と未来


このプロジェクトは、異素材の組み合わせを通じて工芸や工業の境界を超え、各地の産業や職人技、伝統を守る目的も持っています。NIKKOは、次の100年に向けてリサイクル型ビジネスモデルへの転換を進めており、陶磁器を肥料として再利用する技術の確立にも取り組んでいます。

購入方法


「錫白(すずはく)」は、渋谷のLOST AND FOUND TOKYO STOREやNIKKOの公式オンラインショップで購入可能です。興味を持たれた方はぜひ手に取って、日本の技術の結集を体験してみてください。

「錫白」は単なる食器以上の意味を持っており、日本の工芸技術の高さを体現しています。環境に配慮しながら、美しさも追求するその姿勢は多くの人々に感動を与えることでしょう。


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