メディア総研がBacklogを導入し、業務効率を向上
メディア総研株式会社は毎年約70件に及ぶ教育機関とのキャリア支援イベントを運営しています。しかし、これまでの業務スタイルでは、異なるイベントの内容やスケジュールを跟いながら、タスクの進捗を把握することが困難でした。そこで、業務の効率化を図るため、プロジェクト管理ツール「Backlog」の導入が決定されました。
業務の属人化からの脱却
従来の業務はExcelやチャットでの情報管理において、誰がどのタスクに取り組んでいるのか、またその進捗状況を把握することが困難でした。この属人化はイベントの成功に必要な準備業務の質にも影響を及ぼしていました。業務の透明性を確保し、チーム全体で連携するためには新たな仕組みが必要でした。Backlogの導入により、すべての情報が一元管理できる環境が整い、チームワークの重要性が強調されることになりました。
Backlogの導入による具体的効果
「Backlog」の導入後、タスクの可視化が明確になり、これによりタスクの抜け漏れがゼロに。同時に、進捗の遅延も大幅に減少しました。特に2025年3月に実施された高専生向けの大型イベントでは、複数の印刷物が必要なため、タスク管理が複雑でした。しかし、Backlogのガントチャートや課題一覧の活用によって、期限に合わせた確認作業がスムーズに行われ、イベントは混乱なく成功を収めました。
業務において蓄積された情報は、次回のイベントに活かす貴重な資産となり、過去の判断を参照できることで品質維持への自信にもつながっています。このように、属人化の解消や業務の再現性向上という面でもBacklogは大きな役割を果たしています。
イベント当日の対応力も向上
イベント当日に関するマニュアル情報もすべてBacklog内に集約。現場スタッフはスマートフォンを使ってリアルタイムで情報を確認できるため、紙の資料に依存せず迅速に対応できるようになりました。課題設計が見やすいため、情報共有の質も大幅に改善されています。
チーム全体での情報共有の重要性
メディア総研の企画制作部課長、勝毛哲也様は、Backlog導入後の変化についてコメント。「確認のためのやりとりが減り、業務の流れがチーム全体で見えるようになった。これにより、属人化が防止され、情報の共有も進んだ」と語ります。
さらに、現在では管理部門にもBacklogの導入が進んでおり、新人のオンボーディングやチラシの内容チェックなどもBacklogを用いて管理されています。こうした取り組みにより、チームワークマネジメントが実践されています。
今後の展望
今後働くチームの構成が多様化する中で、ヌーラボは「チームワークマネジメント」の重要性を再認識しており、さまざまな職種や業種においてBacklogを活用した環境改善を目指しています。今後も顧客のニーズに応じたサービスの向上を目指し続けるでしょう。
Backlogの特徴
Backlogは、親しみやすいデザインと操作性を持ち、タスク管理はもちろん、WikiやGit、ガントチャートなど豊富な機能を備えています。世界中で145万人以上のユーザーに支持されているこのツールは、さまざまな業種で活躍しています。ヌーラボは、これらのサービスを通して、効率的なチーム作りをサポートしています。