自動運転トラックでネスカフェをお届け！次世代物流の新たな挑戦

自動運転トラックでネスカフェをお届け！

ネスレ日本株式会社と株式会社T2は、2025年12月10日より自動運転トラックによる「ネスカフェ」の輸送実証プロジェクトを開始します。この取り組みは、次世代の物流システム構築を目指すものであり、効率的で持続可能な輸送手段の確立に向けた挑戦の一環です。

ネスカフェゴールドブレンドの歴史

1967年に初めてフリーズドライ製法を導入し発売された「ネスカフェゴールドブレンド」は、1971年から姫路工場で生産が始まりました。以来、日本で最も人気のあるソリュブルコーヒーとして、多くの人に親しまれてきました。ネスレ日本は、これからも消費者にこの一杯を届け続けるために、最新の技術に取り組んでいます。

自動運転トラックの実証試験

この実証は、高速道路上で自動運転トラックがネスカフェを輸送するもので、2025年12月から2026年8月までの間に計4回予定されています。輸送区間は、姫路工場から千葉県野田市の物流拠点までの約640kmで、その内、430～450kmは「レベル2」に相当する自動運転を利用します。

T2が短期的に行うこのプロジェクトは、ドライバー不足という物流業界の課題に対処することを目的としています。また、2027年度には「レベル4」自動運転トラックによる本格的な幹線輸送サービスの開始を目指しているとのことです。