りそな銀行が営業・コンサル支援AI「TAILOR WORKS」を導入
株式会社テイラーワークスが提供する営業・コンサル支援AI「TAILOR WORKS」が、りそな銀行に本格導入されました。これは2025年の12月10日のことで、地域金融機関の事業コンサルティングの効率化と高度化を目的とした戦略的な一歩です。
このAIソリューションは、法人営業やコンサルティング業務を対象としており、顧客情報のリサーチから始まり、市場動向の調査や提案書作成まで、多岐にわたる業務を支援します。これにより、営業担当者は多くの手間を省き、迅速な価値提供が可能となります。
導入の背景
りそな銀行は、法人向けに大手企業や中堅企業とのビジネス共創を活発に進めてきました。しかし、現状では顧客の隠れたニーズを把握することやスタートアップ企業のサービス内容を正確に理解することが難しく、過去には時間がかかっていました。これが提案内容の質にも影響し、担当者に依存した結果、情報整理や企画が属人的になり、効率が著しく低下していたのです。
AIによる課題解決
2025年1月から行われたPoC(実証実験)を通じて、「TAILOR WORKS」を利用した結果、驚くべきことに提案一件あたりの作業時間を99%削減することに成功しました。今後、りそな銀行は、同AIを利用し、保有する企業との面談ログやヒアリングデータを解析して、顧客情報をより詳しく理解し、顧客ニーズに即した提案を行うことが可能になります。これにより、顧客との関係をさらに深化させ、個別のニーズに応じた支援が実現されます。
これからの展望
テイラーワークスの技術は、単に業務を効率化するだけでなく、組織全体のコンサルティング力を強化し、活性化する役割も担っています。今後は、より多くの専門部署での活用が進められ、地域金融機関におけるコンサルティングビジネスの新たなロールモデルの確立が期待されます。また、このAI導入により、地域企業の課題解決に寄与できることにより、月々数千円のコストでスタートアップ企業への支援を行う新しい形が見えてきました。
株式会社テイラーワークスのCEO、難波弘匡氏は、このAIの導入が地域金融機関の効率化と課題解決を進めるための新たな手段となると述べています。今後、りそな銀行が銀行業界で次なる一歩を踏み出す姿が注目されています。金融とテクノロジーの融合により、未来のコンサルティングビジネスがどのように進化を遂げるのか、期待が高まります。