表参道にLimeの旗艦ポートが誕生
2023年、表参道エリアに新たに登場した「Lime旗艦ポート」。このポートは、世界的な電動モビリティシェアサービスを提供するLime株式会社(東京都港区)が、三井不動産リアルティ株式会社との連携を強化し、交通環境の向上を目指す一環として設置されました。銀座や原宿といった人気エリアに位置するこの旗艦ポートは、都心の新たな交通拠点としての役割を果たすことが期待されています。
旗艦ポートの概要とは?
Limeの旗艦ポートは、東京都渋谷区神宮前4丁目に位置し、その名称は「リパーク神宮前4丁目第5」。ここでは、56台の電動シートボード「Limeラクモ」を利用することができるようになります。Limeラクモは、椅子とカゴ付きで誰でも気軽に利用できる設計が特徴です。
ポート設置の目的は、移動手段としての利便性向上だけでなく、環境負荷の低減にも寄与することです。電動モビリティの導入により、地域住民や観光客がより快適に街を回遊できるようになるでしょう。
シームレスな移動を実現する取り組み
Limeはさらに、三井不動産リアルティが運営する時間貸し駐車場「三井のリパーク」と連携し、様々な場所にLimeポートを設置していく方針です。これにより、自動車と電動モビリティのシームレスな接続を実現し、より便利で快適な移動手段を提供します。具体的には、銀座や代沢、広尾など、多数のポートが順次展開中です。
地域連携の推進
Limeは、原宿・表参道地域の商業・文化振興を支援する「原宿表参道欅会」にも加盟しました。地元のイベントや美観向上活動への参画を通じて、地域住民や商業者との関係を構築しており、地域密着型の企業としての意識を高めています。地域の安全や快適な移動環境の整備は、Limeの重要なミッションです。
新たな移動手段「Limeラクモ」
Limeで扱う電動シートボード「Limeラクモ」は、日本国内での利用者の7割以上を占め、多くの支持を受けている魅力的な交通手段です。この電動シートボードは、特に女性や高齢者にとっても安心して利用できる設計となており、日常生活の中で移動手段としての利用に適しています。
ラクモという名前は、「楽に乗れる」「モビリティ」を組み合わせた造語で、分かりやすく親しみやすい響きを持っています。Limeが提供するこの新しい移動手段は、都市部の近距離移動に新しい選択肢を提供するものとなるでしょう。
Limeの未来と取り組み
Limeは、2030年までにカーボンフリーで持続可能な移動手段を提供し、公共交通手段としての地位を確立することを目指しています。都市部における短距離移動の新たな可能性を開くサービスは、今後もますます注目されていくことは間違いありません。
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Limeは、今後も地域企業や行政と連携しながら、持続可能な交通環境を実現していくために努力を続けていきます。これからの表参道、原宿エリアの未来が楽しみですね。