中古複合機購入時の失敗を防ぐ方法
企業が複合機、いわゆるコピー機の導入に際して、中古を選ぶケースが増えています。株式会社ベルテクノスが運営するOFFICE110の調査によれば、新たに導入する複合機に関する相談の約67%が中古にフォーカスしています。近年、コスト削減が求められる中、小規模事業者にとって中古複合機は魅力的な選択肢といえるでしょう。しかし、安さだけで判断してしまうと、思わぬ落とし穴にはまることになります。今回は、そんな中古複合機を選ぶ際の注意点について詳しくご紹介します。
中古機と新品、どちらが得か?
まず注目したいのは、「中古複合機を安く導入できる」との考えが多くの相談者のスタート地点であることです。しかし、実際の利用には導入コストだけでなく、運用面や保守管理といった持続可能性が深く関わってきます。相談記録からも、新品と中古の比較において「どちらが得か」を見極めることが課題であることが浮き彫りになりました。
知っておくべき注意点
中古機の購入を検討する際には、以下のポイントに注意することが重要です。
1.
整備状態の確認
中古機の中には見た目が新しくても、内部の整備状態が悪いものも存在します。整備内容を確認し、信頼できる業者から購入することが奏功します。
2.
保守・カウンター契約について
中古機を導入する際には、故障時の対応や保守サービスが契約されているかどうか、確認を怠ってはいけません。運用コストが中長期的には購入価格を上回る場合もあるためです。
3.
部品供給の安定性
故障時の部品供給についても言及するべきです。経年劣化する中古機では、新品に比べて部品供給が不安定になる場合があるため、これも要確認事項としておきましょう。
実際の相談内容を分析
OFFICE110に寄せられた相談内容を見てみると、価格そのものではなく、導入後の条件に関する質問が多かったことが明らかになっています。たとえば、「故障時の対応はどうなのか?」や「部品供給は行われるのか?」など、実際に運用していく上での不安が問われていました。
こうした相談からも、中古複合機が持つリスクは無視できないものであると理解できます。特に「中古だから安く済む」との迷信は、実は高額な維持費を招く原因にもなります。
中古選定を成功させるために
では、具体的にどのように中古複合機を加味して選定するべきか。まずは、可能な限り多くの情報を収集します。信頼のおける業者から提示された情報を元に、整備内容を第三者に確認できるサービスを利用することで、安心して導入できます。また、中古機の候補が複数ある場合は、必ず体験して比較検討することが勧められています。
最後に、中古機選定に関する正しい情報は非常に貴重です。OFFICE110では今後も、中小企業担当者が有益と思える情報を提供し続けていきます。
複合機は、本体価格だけでなく、その後の総運用コストも含めて考える必要がある商材です。導入後の安心・便利さを追求するためには、適切な選定と契約が重要です。中古複合機の購入に踏み出す前に、ぜひ慎重な検討を行なってください。