最新のハイブリッドピアノが登場
株式会社河合楽器製作所が、9月18日に新たに発表したハイブリッドピアノ「NOVUS」シリーズの2つのモデル、『NOVUS NV12』と『NOVUS NV6』。このシリーズは、アコースティックピアノの演奏体験を追求するために、長年の技術とデジタルテクノロジーを融合した製品です。
アコースティックのような演奏体験
NOVUSシリーズは、ただの電子ピアノではなく、アコースティックピアノの鳴りを再現することにこだわった設計が特徴です。これには、アコースティックピアノと同じ鍵盤アクションやダンパー機構が搭載されており、弾き心地やペダル操作の自然さを追求しています。音源システムも、電子ピアノの中で最高水準を誇り、コンパクトなボディにもかかわらず、非常に豊かな音色を提供します。
NV12とNV6の特徴
新モデルの『NV12』と『NV6』はそれぞれ特徴が異なります。『NV12』は、あらかじめ開発された響板スピーカーを搭載し、スピーカーユニットを用いずにグランドピアノのような音響効果を実現しています。このため、より深みのある音色と共鳴が特徴です。価格は1,452,000円(税込)で、初年度の販売目標は500台です。
一方、『NV6』は、アップライトピアノアクションを採用しながらスリムなボディデザインを実現。音場の再現性も向上しており、価格は836,000円(税込)。初年度の販売目標は1,200台です。
新技術と繊細な音響
『NOVUS NV12』と『NV6』には、カワイ独自の技術が駆使されています。特に、NV12のフル響板スピーカーシステムは、低音から高音まで幅広い音域を再現し、演奏者を包み込むようなサウンドを実現します。また、NV6は新たな加振器を活用し、音響再生能力を大幅に向上させました。これにより、音が楽器全体から鳴り響くような感覚を提供します。
スマートな接続性
さらに、両モデルにはUSB-C端子が搭載されており、デジタル音声入出力やスマートフォン・タブレットの充電にも対応。これにより、シンプルに接続が可能となり、利便性が向上しています。
美しいデザイン
外観にもこだわり、NV12はグランドピアノを彷彿とさせる美しいデザインで、開閉可能な大屋根は響板スピーカーの音の広がりを調整できる機能も持っています。NV6は、モダンでスタイリッシュなデザインを採用しており、インテリアにもぴったりな仕上がりです。
まとめ
カワイ楽器の『NOVUS NV12』と『NOVUS NV6』は、音楽の愛好家や演奏家にとって非常に魅力的な選択肢です。アコースティックピアノの深みを追求したこれらのモデルは、ただの電子楽器以上の価値を提供しており、音楽表現の幅を広げてくれることでしょう。興味がある方は、ぜひ製品サイトをチェックしてみてください。