深谷市の特産品が詰まった『深谷弁当』の誕生
東都大学、深谷市、株式会社MYPLATEの三者による新たな取り組みが、幕張キャンパスにて始まります。埼玉県深谷市の名産をふんだんに活かした冷凍弁当『鶏のからあげ 甘香ばし深谷ねぎソース』が、12月22日(月)より販売開始されるのです。この商品は、地域の魅力を学生が直接学びながら形にした結果生まれました。
共同開発の背景
この冷凍弁当は、深谷市の特産である深谷ねぎのアピールを目的としています。東都大学の管理栄養学部の学生たちが、「地元の魅力をもっと身近に、もっと美味しく」というテーマのもとで開発を行いました。彼らは、レシピの提案から試作、試食に至るまで、一貫してこのプロジェクトに取り組み、地元の食材を最大限に活かす努力を続けました。
MYPLATEは、その技術的なサポートを通じて、この学生たちのレシピを実際の商品に仕上げる役割を果たしました。このような産学官連携のプロジェクトでは、学生のアイディアを具体化することで、学びの場が大きく広がります。
特製ソースの魅力
販売される冷凍弁当の中身は、深谷ねぎを丸ごと一本使用し、特製ソースが鶏のからあげを包み込む形で展開されています。この甘さと香ばしさが絶妙に組み合わさり、ジューシーな鶏肉と共に楽しめる一品となっています。忙しい学生活動の中でも、電子レンジでたった5分加熱するだけで手軽に栄養が取れる冷凍弁当というのは、学生たちにとって非常に魅力的です。
価格は税込980円で、12月から通年での販売を予定しています。この商品は、キャンパス内のコンビニ「ヤマザキYショップ」にて手に入れることができます。学生同士や教職員にも、この商品が気軽に楽しめる環境が整います。
地域との連携と今後の展望
今回の取り組みを皮切りに、MYPLATEは地域の特産品の魅力を引き出す商品開発に拡大していくことを目指しています。学生には実践的な学びを提供し、地域との協力関係を強化することが重要です。地域資源を用いた新たな商品が次々と生まれることを期待しています。
MYPLATEについて
株式会社MYPLATEは、「おいしく食べ続けて、いつのまにか健康になる」ことを掲げ、管理栄養士の監修のもと、栄養バランスと美味しさを両立した冷凍弁当や惣菜を展開しています。地域資源やIPコンテンツを活用した商品開発やPB品の開発支援も行っており、食を通した地域活性化に貢献しています。
東都大学について
東都大学は、地域社会と連携しながら学生を育てることを重視した教育を行っています。管理栄養学部では、地域との共同プロジェクトを通じて実践的な学びを提供し、学生たちは専門知識を実社会で生かす力を身につけています。
新たな地域と学生のコラボレーションの形が、実際のプロジェクトを通じて生まれる中で、冷凍弁当『深谷弁当』はその象徴と言えるでしょう。今後の展開にも大いに期待が寄せられています。