旭川市役所がバッファロー製品を導入し公衆Wi-Fi整備を実現

旭川市役所が選んだ公衆Wi-Fiの新しい形

日本の北部、北海道の旭川市に位置する市役所が、新しく建設された庁舎に最新のネットワーク機器を導入し、公衆Wi-Fi環境を整備しました。この構想は、地域の市民に便利さを提供するだけでなく、災害時の通信手段を確保するという重大な目的も果たしています。

バッファローの導入製品

今回、旭川市役所が採用したのは、株式会社バッファローが提供する法人向けネットワーク機器で、特に注目を集めているのが FREESPOT導入キット「FS-M1266」 です。このキットは、認証機能が設けられており、接続回数やデータ利用の制限が可能です。これにより、市役所の利用者は安心してWi-Fiを利用できる環境が整います。また、非常時には市役所が防災拠点として機能するために、接続制限を解除する設定が一括で行える便利さも魅力です。

さらに、バッファローの Wi-Fiアクセスポイント「WAPM-AX4R」 も設置されています。この製品は、Wi-Fi 6に対応し、最大で1201Mbpsの速度を実現するため、高速で安定したネットワーク接続を提供します。

新庁舎の特徴

建て替え前の旭川市役所では、公衆Wi-Fiの提供が行われていなかったため、市民や訪問者がインターネットを利用することは困難でした。しかし、2023年11月に新たに建て替えられた庁舎では、こうしたニーズに応えるため、充実したWi-Fi環境が実現しました。これにより、学生の持ち帰り学習や市民の情報収集がしやすくなり、市役所が市民の集まる場としても機能することが期待されています。

今後の展望

旭川市役所の公衆Wi-Fi整備は、地域の活性化や情報発信の面でも大いに寄与するでしょう。最新の技術を活用することにより、安全でかつ快適なインターネット環境を確保し、市民との距離を縮めることができるでしょう。市役所の公式ウェブページでは、この導入事例について詳細が紹介されていますので、興味がある方はぜひ訪問してみてください。