AIと音楽の未来
2025-10-06 19:02:52

SxPARK Fes 2025: 玉井健二が語るAIと音楽の未来

SxPARK Fes 2025: 玉井健二が語るAIと音楽の未来



2025年9月17日、大阪の梅田に位置する「ロートハートスクエアうめきた」で次世代型イベント「SxPARK Fes 2025」が開催されました。このイベントは、テクノロジー人材の育成を目的とした「SxPARK プロジェクト」の一部であり、都市、アート、テクノロジー、音楽を融合させる場として機能しています。国内外から集まったスタートアップ関係者やクリエイターたちが未来の創造について熱く議論を交わしました。

トークセッションの概要



イベントの目玉ともいえるトークセッションでは、音楽プロデューサーでagehaspringsのCEOである玉井健二氏が登壇しました。セッションは、「未来を切り拓くクリエイティブ思考 ~なぜ私たちはAIと創るのか?」というテーマで進行され、une登壇者として坂東裕太氏(株式会社CrestLab CEO)が参加しました。ファシリテーターはFM802の大抜卓人氏が務めました。このセッションでは、二人のクリエイターがそれぞれの分野におけるAIの活用について語りました。

坂東氏は「アニメ×AI」をテーマに事業開発を進めている一方、玉井氏は「音楽×テクノロジー」に焦点を当て、AIによる新しい音楽の可能性を探究しています。玉井氏は自ら関わっているAI作曲サービス「FIMMIGRM(フィミグラム)」を事例として挙げ、「AIは創作そのものを置き換えるものではなく、表現の自由度を広げるための道具である」と強調しました。さらに、AIアーティストである白神芽音の楽曲制作の新しいケーススタディを披露し、AIによる音楽流通モデルの変革の可能性についても触れました。

創作現場におけるAIの役割



坂東氏もAIの役割を強調し、「AIはクリエイターの創作活動に集中できる環境を整えるための重要なツールである」と述べました。二人のセッションを通じて、AIの導入は単なる効率化にとどまらず、創造過程にポジティブな変化をもたらす「創造の拡張」として機能することが確認されました。ディスカッションの終わりには、玉井氏が「AIと人間が共に創作することで、かつてない表現が生まれる」と力強く宣言し、会場は拍手喝采に包まれました。

まとめと今後の展望



今回のセッションでは、AIとクリエイティブな制作との融合が新しい産業モデルや表現の可能性を見出すことの重要性が示されました。玉井氏が伝えた「テクノロジーを活用して創作の新たな可能性を切り拓く」という視点は、音楽界を越えて多くの参加者に響き、未来のクリエイションへの具体的なヒントを提供しました。agehaspringsは、今後も音楽とテクノロジーの融合を推進し、未体験の表現や価値を創造し続けていくことでしょう。

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