文化を感じる「にぎやかな図書館祭」
11月8日土曜日、東京都豊島区にある大正大学附属図書館にて毎年恒例の「にぎやかな図書館祭(フェス)」が開催されます。このイベントは、豊島区立図書館と協力して行われるもので、地域の文化振興を目的とした催し物です。
豊島区では、毎年11月の初めに「としま文化推進期間」を設けており、地元の魅力を引き出し、賑わいを生むために様々な文化活動が行われています。これに伴い、大学図書館と公共図書館が連携して開催する「にぎやかな図書館祭」は特に注目を集めています。
イベントの見どころ
今年の「にぎやかな図書館祭」では、特に鳥にスポットを当てたイベントが特徴です。株式会社金の星社の協力のもと、『絵本と鳥の巣のふしぎ ~鳥の巣が教えてくれること~』という特別企画が同時に行われます。このイベントでは、鳥の巣研究家であり、画家や絵本作家でもある鈴木まもる氏をゲスト講師としてお招きし、さまざまなワークショップや講演会を通じて、参加者に対して鳥の巣の魅力を伝えます。
老若男女が楽しめる様々な企画が用意されており、例えば、未就学児から小学校低学年を対象にした絵本の読み聞かせ会が行われます。この会は、お子様と一緒に参加できるので、親子で楽しむ絶好の機会となっています。また、折り紙でしおりを作る工作ワークショップも開催され、お子様たちの創造力を引き出す良い機会になります。
さらに、池袋エリアを周遊する真っ赤な電気バス「IKEBUS」を利用した見学や、豊島区のPRキャラクター「としまななまる」との触れ合いコーナーもあります。これらは皆さんにとって、非常に楽しい思い出になること間違いなしです。
鳥の巣に学ぶ
『絵本と鳥の巣のふしぎ』プログラムでは、特に世代を問わず参加できるワークショップが設けられています。ここでは参加者が紙粘土を使って、鳥や卵を作ったり、自然素材を使って自分だけの鳥の巣を作成したりすることができます。こうした実践を通じて、子供から大人まで鳥の巣について学び、楽しむことができます。
講演会では、鈴木氏が絵本や自然、鳥の巣、子育てに関する楽しいお話を展開し、参加者全員が気軽に参加できる内容になっています。この機会は、参加者が自然とのつながりを感じ、新しい発見ができる場となることでしょう。
詳細情報
「にぎやかな図書館祭」は、11月8日(土)の10時から17時まで、大正大学附属図書館にて無料で参加できます。本イベントは、大学の教育委員会との共催で行われ、参加は事前申し込み制となっていますので、興味のある方は是非公式サイトをチェックしてみてください。
また、当日は絵本のリサイクルボックスも設置され、使わなくなった絵本を次世代に手渡す取り組みも行われます。
ここでしか味わえない文化体験と、親子で楽しむ充実した時間を、ぜひご体験ください!