ウェビナーの進化
2025-05-07 09:38:42

2025年最新ウェビナー調査結果が示す新たな営業戦略の可能性

ネクプロが発表したウェビナー調査結果



株式会社ネクプロは、2025年に向けたウェビナーに関する調査結果を発表しました。この調査では、ウェビナーを実施または実施を検討している146名の企業を対象に最新のトレンド、実施状況、今後の展望を分析しています。

ウェビナー受注企業の増加


調査によると、ウェビナーを利用した受注企業の割合が増加しており、2024年の34.3%から2025年には60.9%に達しました。これは、ウェビナーが単なるリード獲得の場から実際の受注を生む営業チャネルへと進化していることを示しています。この変化は、企業がウェビナーをより戦略的に活用するようになった証拠です。

低コストでの運営


また、ウェビナーの運営に関しては76.5%の企業が1~2人の少人数で行っており、コストも非常に低いことが特徴的です。「全くかけていない」と答えた企業が32.2%、また「10万円以下」と答えた企業も32.9%に達しており、効率的なリソース活用が鍵となっています。リソースを最適化しながらも成果を上げることが可能になり、今後もこの傾向は続くと考えられます。

録画ウェビナーの増加


録画ウェビナーの利用はますます活発化しており、積極的に活用しているという企業は69.2%に達しました。昨年の57.8%から大きく上昇しています。これにより、ライブ配信だけでなく、録画したコンテンツも戦略的に流用されていることから、多様な視聴者ニーズに応える姿勢が見受けられます。

成功企業の運営特徴


調査では、ウェビナーを通じて月1件以上の受注を実現している企業に共通する特徴も浮かび上がりました。例えば、これらの企業は月間で3~4回のウェビナーを開催し、平均集客数は約300人、商談数は約10件です。特に、録画ウェビナーの活用率は86.6%と高く、多様なアプローチが受注につながっていることがわかります。

今後の展望


本調査から読み取れるのは、ウェビナーがBtoBマーケティングにおいて「リード獲得」にとどまらず、「商談」「受注」へと繋がる重要な窓口であることです。特に効果を上げている企業は明確なKPIを設定し、運営プロセスを確立することで成果を上げている模様です。同時に、「参加率向上」や「フォローアップの強化」といった課題も浮き彫りになっており、今後はこれらの向上が求められます。ウェビナーの成果を顧客の価値や長期的指標で計測する手法の進展が期待されます。

今後のウェビナー活用が、企業にとっての新たな営業戦略の一端となることでしょう。調査結果は、今後のウェビナー戦略の策定や運用改善に役立つ資料として多くの企業に活用されることが期待されます。

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