銀座のアートプロジェクト
2025-10-09 15:46:04

東京・銀座に新たなアート体験を提供する「A Tree」第二フェーズが始動!

銀座エリアに広がるアートの新たな試み「A Tree」第二フェーズ



2025年に向けてのアートプロジェクト「A Tree」が、東京・銀座の商業施設「GINZA SIX」で新たなフェーズに突入します。このプロジェクトは、ものづくりの本質を探求し、吉野杉を素材として使用することでアートと実用性が絡み合う新しい形を提示するものです。

プロジェクトの第一フェーズは、吉野杉を用いた椅子の展示が目を引きましたが、今後は6名の国内外の著名アーティストによる新たな作品が登場することになります。これらのアーティストは、それぞれに特有の視点を持ちながら、吉野杉の魅力を最大限に引き出した作品を制作する予定です。各アーティストは、吉野杉の産地である奈良を訪れ、土地の文化や自然からインスピレーションを得て、独自の作品を展開します。

「A Tree」の背景と第二フェーズの魅力


「A Tree」は中村圭佑氏が率いるDAIKEI MILLSによって進行しているプロジェクトであり、アートやデザインにおける新たなアプローチが特徴的です。第一フェーズでは、吉野杉がプロダクトへと変わる前の生々しい状態を表現することで、多くの来場者がこの木の魅力に触れる機会を提供しました。

第二フェーズでは、プロジェクトがさらなる進化を遂げ、6名のデザイナー/アーティストとのコラボレーションが始まります。例えば、東京を拠点に活動するデザイナーSiin Siinと、韓国のアーティストデュオKUO DUOの作品が2025年10月から展示される予定です。特に、Siin Siinによる作品は、素材と技法の対話を通じて、吉野杉の持つ歴史や自然の息遣いを表現しています。

来場者は、これらの作品が展示される中央吹き抜け周りのレストスペースで、ひとときの安らぎを得たり、新しい発見をしたりすることができるでしょう。

アーティストたちの視点


Siin Siin


Siin Siinの作品は、吉野杉の間割の痕跡や重機の部品を組み合わせて制作されています。これは、過去の林業の歴史やその現場での観察が活かされており、歴史と人の営みへの敬意が込められています。これにより、木が物に変化する過程の中で、さまざまな観点からの再解釈が行われます。

KUO DUO


KUO DUOの作品「KIRI KABU」は、森に残された切り株の形を彫刻的に円形に変化させ、訪れる人々へ思索の場を提供します。吉野杉の芯材と辺材の層を視覚的に表現し、視覚的な美しさだけでなく、体験としての意義をも持っています。

プロジェクトを支える人々の活動


今回のプロジェクトには、デザインレーベルE&Yも協力しており、プロデュースから制作、インストールまでを手助けしています。協力者には豊永林業や大谷木材も名を連ねており、それぞれの技術や素材に対する愛着が反映されています。これらのサポートにより、プロジェクトが実現するまでの過程も、来場者が楽しめる要素の一つとなっています。

アートプロジェクト「A Tree」の第二フェーズは、これからの都市におけるアートと自然の出会いを象徴する試みとして注目されることでしょう。あなたもこの雄大な展示に訪れ、新たな発見と感動を体験してください。


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