泥にまみれた男の逆転劇！久保田かずのぶ自伝『慟哭の冠』発売決定

久保田かずのぶが語る自らの歴史

2025年3月21日、M-1グランプリの栄光をつかんだお笑いコンビ「とろサーモン」の久保田かずのぶが初めての自伝『慟哭の冠』を発表します。この本は彼自身の言葉で、長い道のりの中での苦悩や成功を描いた、まさに“禁断の書”です。

添えられたリアルな人生の足跡

久保田は2002年に高校の同級生である村田秀亮とともに「とろサーモン」を結成。その後目覚しい活躍を見せ、2006年には第27回ABCお笑い新人グランプリで最優秀新人賞を受賞し、2008年にはNHK上方漫才コンテストでも最優秀賞に輝きました。短期間で次々と輝かしい実績を残すも、仕事の依頼はなかなか繋がらず、やる気を失いそうな日々が続いていました。

特に、東京進出後は9度ものM-1準決勝での敗退が続き、精神的に追い詰められる時期も多かったといいます。そんな中で妻が家を出ていくという辛い現実もあり、まさにどん底にいた時期があったことを本書で赤裸々に綴っています。彼の言葉からは、輝かしい舞台の裏に隠された真実が見えてきます。

泥まみれのM-1ラストイヤー

特筆すべきは、M-1での活動の結末です。泥にまみれた状況から、2017年には初めて決勝に進出。そして見事な優勝を果たし、歓喜の瞬間を掴み取ります。この素晴らしい逆転劇の背後にあった思いを、彼は本書に詳しく語っています。

書誌情報とイベント

この注目の自伝は、定価1760円（本体1600円＋税）で、KADOKAWAから出版されます。また、同日に電子書籍も配信。ISBNは9784041159477です。読者の皆さんは、彼の数々の体験を通じて、お笑いの世界における勝負の厳しさや喜び、そして自分自身を見つめ直すきっかけとなる一冊の本を手に取ることができるでしょう。

さらに、書籍発売を記念して、2025年4月2日（水）19時から新宿ロフトプラスワンでトークイベントが開催されます。会場チケットは4400円で、書籍付きです。この日、久保田かずのぶを直に感じられる貴重なチャンスです。