オートバックスセブンとJRPの戦略的提携について
最近、カーライフストア「オートバックス」を運営する株式会社オートバックスセブンと、日本の最高峰モータースポーツである全日本スーパーフォーミュラ選手権を主催する株式会社日本レースプロモーション(JRP)が、業務資本提携を結びました。この提携は、日本のモータースポーツシーンに新たな風を吹き込むことを目的としており、特に次世代ファンの創出に向けた戦略が印象的です。
モータースポーツプロモーションの強化
提携の初めの一歩は、モータースポーツのプロモーション活動の強化です。サーキット以外の場所や様々な広告媒体を活用し、より多くの人にモータースポーツの魅力を伝える共同プロモーションが展開される予定です。この取り組みは、一般の人々にもモータースポーツの楽しさを伝える良い機会となるでしょう。
新たな企画の実施
両社は、常に新しい試みを模索しています。次代のモータースポーツを切り拓くための先進的なプロジェクトが提案され、その実行に向けた準備が進んでいます。例えば、若い世代をターゲットとした新しい体験プログラムやイベントが予定されています。
次世代ファンの育成
次世代のファンを育成するために、特に子どもたちにクルマの楽しさを知ってもらう企画が進行中です。実際のモータースポーツ体験を通じて、彼らがクルマに興味を持つきっかけを提供します。
具体的な活動内容
提携に基づく具体的な活動内容として、次の2つの取り組みが挙げられます。
1.
Out of KidZania in SUPER FORMULA Supported by AUTOBACS
オートバックスが冠スポンサーを務める「Out of KidZania in SUPER FORMULA」は、サーキットでのユニークな職業体験を提供します。2025年のSUPER FORMULA第5戦では、自動車整備士の仕事を体験できるプログラムが導入される予定です。
2.
e-Motorsports大会「JEGT」との連携
オートバックスセブンは、ゲーム業界とモータースポーツ業界が共に発展するために、e-Motorsports大会「JEGT」と関係を深めています。2025年のSUPER FORMULA第6-7戦では、オフライン形式でJEGTを開催し、サーキットへの訪問者を増やす計画です。
これらの活動は、オートバックスアプリを介したキャンペーンやその他のイベントの開催も視野に入れて進められています。
モータースポーツの未来へ向けた展望
この提携によって、オートバックスセブンとJRPは、今後のモータースポーツシーンに新たな息吹をもたらすと期待されています。両社が協力し合うことで、社会に還元される相乗効果が生まれ、モータースポーツがより多くの人々にとって身近な存在となることを目指しています。これからの活動に注目が集まることでしょう。