ビジネスパーソン必見！能楽入門講座で新たな視点を育む

今年、横浜能楽堂でビジネスパーソン向けの「能楽入門」講座が開催されます。この講座では、650年以上の歴史を持つ日本最古の舞台芸術である能楽を、基礎から丁寧に学ぶことができます。全5回にわたるプログラムでは、専門の講師からの講義をはじめ、一流の能楽師によるワークショップや公演の鑑賞など、多彩な体験が用意されています。

能楽とは？

能楽は、日本の伝統芸能の中でも特に深い文化的背景を有しています。能と狂言の二つのスタイルがあり、これらは武家文化に影響を受けて発展してきました。本講座では、能楽の基礎的な知識から、作品の世界観や美学に触れる機会が用意されています。特に、ビジネスシーンで日本文化を語る機会がある方や、自らの教養を深めたいと考えている方にとって、この講座は非常に有意義です。

具体的な講義内容

1. 第1回：能楽とは何か、歴史や基本的な知識を学ぶ。
- 日時：7月23日(水) 19:00～20:30
- 講師：中村雅之 (横浜能楽堂芸術監督)

2. 第2回：能楽の世界観と哲学、静と動の美学について深堀りする。
- 日時：8月27日(水) 19:00～20:30
- 講師：中村雅之

3. 第3回：能の動きと言葉を学び、実演と体験を通して理解を深めます。
- 日時：9月30日(火) 19:00～20:30
- 場所：横浜にぎわい座のげシャーレ
- 講師：和久荘太郎

4. 第4回：能の公演を鑑賞し、能楽師との対話を通じてさらに理解を深める座談会も実施。
- 日時：10月16日(木) 18:00～20:30
- 場所：ランドマークホール

5. 第5回：学んだことを振り返り、参加者同士で対話しながら理解を深める時間。
- 日時：11月26日(水) 19:00～20:30
- 場所：BUKATSUDOKITCHEN

講座の魅力

この連続講座の大きな魅力は、単なる知識の学習にとどまらず、実際に能楽を体験し、自らの言葉でその魅力を語る力を育むことです。特に、急速に変化するVUCA時代において、能楽の持つ深い哲学や美学に触れることで、新たな視点を得ることができるでしょう。ビジネスの現場で役立つ教養として、日本文化を理解する良い機会です。