ヘリ動伝が変える情報伝達
2026-08-31 16:14:38

航空機搭載型動画伝送装置「ヘリ動伝」で災害現場の情報共有が加速

航空機搭載型動画伝送装置「ヘリ動伝」の概要



2026年8月、日本で初めてナビコムアビエーションが開発した航空機用動画伝送装置「ヘリ動伝(Heli-DOUDEN)」を搭載した警察ヘリコプターが実際に配備されました。この新しいシステムは、イリジウム衛星通信を利用して地上へリアルタイムで動画を伝送することができ、特に災害時や緊急事態での情報共有において、非常に重要な役割を果たします。

「ヘリ動伝」の構造と機能



「ヘリ動伝」は、特に以下の3つの主な機器から構成されています。まず、「NVTS-02S」という自社開発の高圧縮・低遅延動画エンコーダーが、航空機上で撮影した映像をリアルタイムに送信します。次に、地上側には「FMD-300」というデコーダー端末があり、受け取ったデータを復元して表示します。最後に、カナダのSKYTRAC Systems社製の「SDL-350」が、イリジウム衛星通信で安定した動画伝送を支えています。

軽量設計のメリット



この装置は非常に軽量で、全体で約15kgという設計に仕上がっています。これは、SARミッションなどでのヘリコプターの操作において、搭載機器による重量負担を軽減し、乗員や燃料の減少を避けることができます。これにより、緊急事態発生時でも迅速に情報伝達が行えるようになりました。

警察ヘリへの初めての導入



この「ヘリ動伝」の導入により、警察ヘリが災害や大規模事案に直面した時でも、リアルタイムで現場の映像を警察本部や警察庁に知らしめることが可能になりました。従来のシステムでは受信が難しかった中距離の情報提供が実現でき、初動対応の迅速性が格段に向上します。

統合的な情報管理



さらに、「ヘリ動伝」はナビコムアビエーションが提供する航空機動態管理システム「IMS-WEB+」や「Iridium Push To Talk」とも連携することができ、動画だけでなく、航空機の位置情報、テキストメッセージ、運航情報、音声通信を一元化して利用することができます。これにより、地上と航空機との間の効果的なコミュニケーションが実現します。

今後の展望



ナビコムアビエーションは、今後も「ヘリ動伝」の機能を広げ、消防、防災、医療、報道など、さまざまな分野での航空機活用の拡張を目指します。これにより、航空機の運用の安全性を高め、任務の効率化を図ることが期待されています。

ナビコムアビエーション株式会社について



ナビコムアビエーション株式会社は、東京都千代田区に本社を構える航空機関連の専門企業です。航空機の動態管理において20年以上の実績を持ち、常に革新的な通信ソリューションを提供しています。今後も安全性と迅速な情報伝達を重視し、航空機を利用するさまざまなシーンでの支援を行っていく予定です。


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