ファンタジックな音楽の旅『ネバーランド組曲』12月24日リリース

ファンタジックな音楽の旅『ネバーランド組曲』の魅力

音楽の新たな境地を示す作品が、12月24日に発表されます。それは、作曲家の石塚玲依によるピアノ独奏のための新作、『ネバーランド組曲』です。この作品は、予測不可能な美とともに狂気をも秘めたファンタジックな12の小品から成り立っています。

「DICT Music DAO Classics」とは

『ネバーランド組曲』は、Web 3.0およびDAOの原則に基づいて設立された「DICT Music DAO Classics」というコミュニティのために作曲されました。このコミュニティは、音楽を通じて新しいクラシック文化を共創することを目的としています。石塚玲依さんは、アニメ音楽の制作にも幅広く関わってきた経験豊かな作曲家で、これまでに多くの人気作品の音楽を手掛けています。

新しいクラシック音楽文化の衝撃

この革新的なプロジェクトは、作曲家と演奏者の活動環境を向上させることを目指しており、彼らの作品の著作権をコミュニティメンバーに共有することで、コンテンツの利活用を促進しています。これにより、創造的な活動が循環し、より豊かなクラシック音楽文化が育まれることを期待しています。

ピアノを通じて描く幻想的な世界

『ネバーランド組曲』の各楽曲は、聴く人を夢の断片へと誘い、魅惑的な情景を展開します。作曲者自身もこの作品について「夢の断片のような組曲」と表現し、楽曲を通じて聴く人が心の奥深くにある感情や思い出と触れ合うことができるような体験を創り上げたいという思いを込めています。

特に注目すべきは、「私たちが必要とするものに手が届くことを願う」という石塚の言葉です。音楽によって表現されるこの思いは、聴く者に心の奥底から響くことでしょう。

イラストレーターCYONによるアートワーク

『ネバーランド組曲』のアートワークは、「コピックアワード2021準グランプリ」に輝いたイラストレーターのCYONによって手掛けられました。彼女の描く幻想的なイラストは、音楽の世界観を美しく表現しており、視覚的にも楽しませてもらえます。

楽譜の発売

さらに、音楽コミュニティ「DICT Music DAO Classics」では、リリースと同時に『ネバーランド組曲』の楽譜も発売される予定です。これにより、多くの演奏者がこの美しい作品を演奏する機会を得ることでしょう。

石塚玲依のプロフィール

石塚玲依は1988年生まれの東京出身で、幅広いジャンルの音楽を手掛ける作曲家です。これまでにアニメや映画の音楽制作にかかわり、特に「進撃の巨人」「プリパラ」など、幅広いファン層に支持されています。その独自のスタイルは、現代音楽の影響を受けながらも、キャッチーで聴きやすい音楽を提供しています。

DICTとVirgoの背景

この作品は、株式会社Virgo（渋谷区）からのリリースです。Virgoは、音楽出版事業やイベント企画など多岐にわたる活動を通じて、クリエイターたちの支援も行っています。

新しいクラシック音楽文化の実現を目指す石塚玲依の『ネバーランド組曲』が、12月24日にどのような影響をもたらすのか、期待が高まります。音楽を通じて、人々の心の深い部分に触れ合い、新しい物語を創造していくこの作品に、ぜひ注目をしてください。