唐津産ビーツのオンライン販売について
唐津市のNPO法人「唐津FARM&FOOD」が運営する横枕農園では、環境に優しい農法で育てたビーツの収穫が始まりました。2025年産のビーツは、7月4日からオンラインショップで購入が可能です。これを機に、地元の自然な恵みを多くの人に届けることが目的です。
唐津ビーツの特徴
ビーツとは、赤カブのような外見を持つ根菜で、深い赤紫色が特徴です。この色は、抗酸化作用がある「ベタシアニン」に起因します。日本ではあまり見かけませんが、ヨーロッパやアメリカでは広く使われ、特にウクライナの料理「ボルシチ」には欠かせない食材とされています。そのため、ビーツは珍しいだけでなく、栄養価も非常に高く、美容や健康を意識する人々の間で注目を集めています。
たとえば、ビーツを使ったサラダやマリネ、スムージー、スープなど多種多様な料理にも応用可能です。ビーツを利用した特製のボルシチのレシピは、唐津FARM&FOODの公式Webサイトで公開されており、興味がある方はぜひチェックしてみてください。
栽培方法のこだわり
横枕農園では、環境省が認定する「自然共生サイト」に指定されており、無農薬・無化学肥料での栽培を行っています。地元の畜産農家から提供される豚糞堆肥や鶏灰を使用し、持続可能にビーツを育てています。自然との共生を大切にし、地域の資源を循環させるこの方法が、安心・安全なビーツを生み出す秘訣となっています。
育て方に込められたストーリーを感じながら、食卓に彩りを添えるビーツを楽しんでみてはいかがでしょうか。
ウクライナとの交流
横枕農園では、ウクライナとのつながりも大切にしています。昨年末、在日ウクライナ大使館後援のもとで実施された「ウクライナ支援クリスマスチャリティイベント」では、ウクライナの方々が農園のビーツを使用してボルシチを調理。300人以上の来場者に提供し、好評を得ました。ここで開発された「佐賀牛×唐津ビーツの究極のボルシチ」や、ウクライナの学生と共に作った夏用の「ビーツサラダ・ヴィネグレット」のレシピもWebで公開されています。
ビーツサラダ・ヴィネグレットなどのレシピはこちら
購入方法と商品情報
この唐津のビーツはオンラインショップで購入可能です。以下が詳細です:
- - 商品名:横枕農園のビーツ(2025年産)
- - 発売日:7月4日よりオンライン販売開始
- - 内容量・価格:
- ビーツ4kg(根のみ) ¥3,500
- ビーツ2kg(根のみ) ¥1,000
- - 特徴:自然共生サイト認定、無農薬・無化学肥料使用、地元堆肥利用、数量限定
代表のメッセージ
横枕農園の代表、木下翔太氏は、「このビーツには、横枕の自然と地域の力、そして世界への願いが込められています。美味しさとともに、その背景にも思いを馳せていただければ嬉しいです」と述べています。
まとめ
横枕農園のビーツを通じて、地域の自然や食、そして国際的なつながりを感じてみてください。オンラインショップから手に入れることができ、家庭の食卓に新しい風を吹き込む一品になることでしょう。この機会に、ぜひ唐津のビーツをお試しください!