東京ビッグサイトでの防災展に出展する未来志向の防災グッズ
2025年12月10日から12日まで、東京ビッグサイトにて開催される「SDGs Week EXPO 2025自然災害対策展」では、次世代の防災商品が数多く展示されます。この展示会は、持続可能な社会の実現を目指し、企業や自治体が連携しながら新しい技術やソリューションを提案することを目的としています。
展示される主な防災グッズ
株式会社TCLは、この展示会に参加し、特に注目される4つの防災対策グッズを紹介します。この中には、国内で累計販売本数4万本を記録した革新的な消火器具「ファイヤーショーカスティック」、そして近年増加している熊との遭遇を回避するために設計された「ベアーガード」が含まれています。また、「どこでもチェアレット」と呼ばれるポータブルトイレも展示される予定です。
1. ファイヤーショーカスティック
イタリアで開発されたこの消火器具は、従来の粉末消火器とは異なり、無害な気体を利用して消火します。酸素を枯渇させる仕組みゆえ、周囲を汚さず簡単に初期消火が行えます。軽量でコンパクトなデザインになっており、375gという軽さが特徴です。これにより、家庭やアウトドアでの備えが容易になっています。
2. ベアーガード
次世代の安全デバイスである「ベアーガード」は、人を守るためのアラートデバイスです。110dBの警告音と高輝度のLEDシグナルを搭載し、熊の接近を防ぐために設計されています。出力された高周波音は、熊が嫌がる音であるため、効果的に近づくのを防ぎます。畑仕事や登山などのアウトドア活動での安全を強化します。
3. どこでもチェアレット
伝統的な簡易トイレに新たな価値を見出した「どこでもチェアレット」は、折りたたみ式でコンパクトに収納できます。おしり洗浄機能を持ち、快適性を追求しているのが特徴です。特にアウトドアや災害時の備えとして、手軽に使えるため、多用途に活用可能です。
4. その他のアイテム
ブースでは他にも、火災時の安全を確保するための「エスケープキット」などが紹介されます。これは、消火器を使用する際に目や呼吸器を保護するための粘着式保護メガネや、高性能の防煙・防粉マスクがセットになっています。
SDGs Week EXPO 2025の意義
この大規模な展示会は、企業や自治体が様々な課題に対応するための新しい技術や製品を提案する場として、ビジネスマッチングの機会を提供します。持続可能な未来を見据えた取り組みとして、社会課題の解決と経済成長の好循環を目指しています。会期中は450社以上が出展し、最新のSDGs関連ソリューションを紹介します。
出展場所は東京ビッグサイトの東4ホールで、ブース番号は4-006。興味を持たれたらぜひ足を運んで、未来の防災技術に触れてみてください!