インドネシアの医療人材育成を加速する新たな提携が実現！

株式会社インドネシア総合研究所（インドネシア総研）は、医療従事者アシスタント協会（PATKESINDO）との間で戦略的なパートナーシップを締結しました。この覚書は、インドネシアの若い医療人材への支援をより強化する内容となっています。特に、医療系高校を卒業した若者たちに対し、日本語や技術、職業倫理に関する包括的な教育が提供されます。この取り組みは、国際的なキャリアを目指すための橋渡しとなることが期待されています。

提携の背景

2025年11月には、インドネシア・ソロにてPATKESINDO主催の「全国学術集会」が開催されました。その会場には、インドネシア全土から1,500名以上の医療関係者が集い、多くの政府関係者や教育機関も登壇しました。この大規模なイベントは、医療人材の配置に課題を抱える中、若手人材の国際的なキャリアへの関心が高まっていることを示しています。

Soken-Schoolが提示する「プロフェッショナルへの道」

イベント内では、インドネシア総研の現地法人であるSoken-Schoolが取り組むビジョンが紹介されました。代表のアルビーさんのメッセージが代読された中で、医療系高校卒業生が国際舞台で活躍できる資質を持つことが強調されました。質の高い研修を提供し、継続的なサポートを行うことで、より多くの若手が国際的なキャリアへと進むことを目指します。

独自のビジョン

この提携の最大の特徴は、単に「日本で働く」というゴールに収束しないことです。インドネシア総研は、若手医療人材を「未来のビジネスパートナー」として育成し、彼らが帰国後に起業支援を行うプランも視野に入れています。具体的には、技術を身につけた人材がクリニックやレストランなどのビジネスを立ち上げる手助けをします。これにより、単なる労働力としてではなく、等しいパートナーシップで関係性を築いていくことを目指します。