「Ubiquitous QuickBoot」が9,000万本突破
ユビキタスAI株式会社(以下「ユビキタスAI」)は、2025年4月に15周年を迎えるLinux/Android高速起動ソリューション「Ubiquitous QuickBoot」が、ついに累計出荷数9,000万本を突破したことを発表しました。これは、同社が開発した革新的な技術が国内外で高く評価され、多くの機器に採用されていることを物語っています。
高速起動技術「QuickBoot」の概要
QuickBootは、ユビキタスAIのオリジナル技術であり、先進的なメモリ管理を駆使することで、さまざまなデバイスやアプリケーションを数秒で起動することが可能です。2010年にその販売が始まったこの技術は、カーナビゲーションやディスプレイオーディオといった車載情報機器をおもな対象にしてきました。しかし、近年では医療機器、無線端末、電子情報端末、DJ機器、製造ラインのテスト端末器など、より多様な組込みシステムに広がりを見せています。
QuickBootのメリットと影響
QuickBootの最大の特長は、電源を切断した状態からでも非常に迅速に起動できる点です。この素晴らしい起動速度により、ユーザーは待機時間のストレスから解放されるだけでなく、機器の待機時電力を削減し、バッテリーの持ちも向上することで、結果的にCO2削減にも貢献しています。さらに、対応プラットフォームやCPUアーキテクチャも拡大傾向にあり、Arm v6/v7/v8およびx86といった幅広い環境で利用することが可能です。
グローバル市場での影響力
国内のみならず、国際市場においてもQuickBootの需要が拡大してきました。グローバルな視点でも、これまでに9,000万本以上の出荷を記録しており、ユビキタスAIの事業成長を証明しています。
組込み機器の進化とQuickBootの必要性
最近の組込み機器は、インターネット connectivity、複数スクリーンの搭載、高度なグラフィックス機能などの性能向上が見られますが、その一方でLinuxやAndroidベースのシステムの起動時間が改善されないという課題も抱えています。システムが複雑化する中、セキュリティの観点からも起動時のソフトウェア検証が求められるようになり、起動時間が延びてしまう傾向が強まっています。
そのような背景から、QuickBootは15年にわたり市場のニーズに応える形で技術革新を続けてきました。今後もセキュアで高速な起動の実現に向けて機能を強化し、さらなるプラットフォームやアプリケーションの拡大を目指していくことで、ユビキタスAIの市場における地位を一層強化していくでしょう。
公式サイトの紹介
QuickBootに関するさらなる詳細情報については、
こちらの製品サイトをご覧ください。最新のテクノロジーを知り、今後の展開に注目してみてください。
投資家へのお知らせ
本記事はユビキタスAIの業務進捗についての情報提供を目的としており、投資勧誘を意図したものではありません。詳しい業績に関しては、取引所における決算短信などの公式情報をご参考ください。