岡山大の挑戦
2025-12-30 23:34:24

岡山大学から誕生した次世代リーダー、国際サミットでの挑戦

岡山大学から誕生した次世代リーダー、国際サミットでの挑戦



2025年11月、岡山大学(岡山市北区、学長:那須保友)の学生が、日本代表団として「次世代リーダー・グローバル・サミット One Young World (OYW) 2025」に参加します。参加するのは、グローバル・ディスカバリー・プログラムの4年生、Nazyra Tachiara Azlaさんと医学部医学科5年生の石川愛萌さんです。また、岡山県立岡山一宮高等学校の3年生片山桂太さんも、岡山県代表として参加します。

本学は2015年からOYWに公式パートナーとして関与しており、このサミットでは毎年2名の学生代表と副学長の横井篤文もオブザーバーとして参加しています。2015年から10大会連続での参加となり、国際的なプレゼンスを確固たるものにしています。

サミットの内容



OYW 2025には、196カ国以上、約2,200人の若手リーダーが集結し、Circular Economy(循環型経済)、Anti-Hate(反ヘイト)、Responsible Tech(責任ある技術利用)、Education(教育)、Peace & Security(平和と安全)の5つのテーマで多岐にわたるセッションやディスカッションが行われます。そのスタートを切るオープニングセレモニーでは、地元アーティストによるパフォーマンスや各国代表によるフラッグセレモニーがあり、文化の多様性と国際的な連帯が象徴されました。

さらに、セレモニーではヨルダン王室のラーニア王妃が登壇し、若い世代が地球規模の課題に対処する重要性を強調するメッセージを発信しました。このような機会を通じて、次世代リーダーとしての資質を磨くことが期待されています。

平和をテーマにしたセッション



翌日のメインセッションでは「第二次世界大戦終結から80年」を振り返り、平和と安全保障に関する議論が行われました。田中重光氏(日本原水爆被害者団体協議会 共同代表・2024年ノーベル平和賞受賞者)が登壇し、自身の被爆体験を通じて核兵器廃絶の必要性を訴えました。そのメッセージは、参加者たちに多くの示唆を与えるものとなりました。

Azlaさんと石川さんは、多様なプログラムに参加し、世界中の若者たちと意見交換を行いました。これにより、国際的な視野を広げ、貴重な人的ネットワークを構築することができました。

未来への展望



次回のOYWサミットは2026年に南アフリカのケープタウンで開催される予定です。岡山大学は、地域中核・特色ある研究大学としてさらなる活躍を期待されています。

本情報は2025年12月8日に岡山大学より発表されたものです。地域と世界をつなぎ、次世代の夢を育てていく岡山大学の取り組みには注目です。今後の活動にもぜひご期待ください。


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