博展がISO 20121認証を取得
株式会社 博展(本社:東京都中央区、代表取締役社長:原田 淳)は、2025年1月14日に持続可能なイベント運営のためのマネジメントシステム規格「ISO 20121(イベントサステナビリティ・マネジメントシステム)」認証を取得しました。この歴史的な認証は、1月28日(火)に英国規格協会(BSI)の日本法人、BSIグループジャパン株式会社の営業本部本部長である楠本 寛斎氏から授与されました。
博展のサステナビリティへの取り組み
博展は「人と社会のコミュニケーションにココロを通わせ、未来へつなげる原動力をつくる。」という理念のもと、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に推進しています。2016年からは国内におけるサステナビリティの浸透を図るため、日本でのサステナブル・ブランドコミュニティ活動を開始し、2021年には専門の推進部門を設立しました。これにより、環境配慮型イベントの開催や、国連グローバル・コンパクトへの参画、5つの重要課題の特定など、より具体的な行動へと取り組んでいます。
ISO 20121の認証取得は、これらの努力を可視化し、より確かなスタンスを持つことでサステナブルなイベント制作を実現するための一環です。具体的には、「サステナブル・イベントの実現」を推進する部門がこの認証を活用し、管理システムを強化することで、持続可能な体験の創造へ向けた道筋を作ります。
ISO 20121について
ISO 20121はイベント運営における、環境と経済・社会的影響を管理するためのマネジメントシステムです。この規格は、2007年に制定されたBS 8901に基づいており、これは2012年のロンドンオリンピックに向けて策定されたものです。さらに、2021年の東京オリンピック・パラリンピックや2025年の大阪・関西万博でも導入されるなど、国際的にも認められた基準です。
博展では、認証を活用して、イベントの企画、制作、設営及び運営におけるサステナビリティを確実に実施していく考えです。
今後の展望
博展は今後も「サステナブル・イベントの実現」を経て、資源循環型社会の構築に貢献することを約束します。そのための具体的な施策として、業界の標準を意識した新しい取り組みや、環境への影響を念頭に置いたイベント運営を模索し、実行していく方針です。また、サステナビリティに関する最新の情報やプロジェクトについては、公式ウェブサイトやSNSを通じて発信していく予定です。これにより、企業や団体のマーケティング課題を解決しながら、より持続可能な未来へ繋げる力を発揮していきたいと考えています。
参考リンク
この取り組みが、博展だけでなく、業界全体にとっての新しいスタンダードとなり、将来的にはより多くの企業がサステナビリティの重要性を理解し、実行していくことを願っています。