kataruとMyLayer
2025-03-05 09:13:17

kataruがMyLayer Prototypingプログラムに採択、知財管理のブロックチェーン導入へ向けた共同研究開始

CauchyE Asiaとkataruが新たなブロックチェーンプロジェクトを立ち上げ



最近、CauchyE Asia PTE. LTD.(シンガポールに本社を置く企業)が、自社のMyLayer Prototypingプログラムに株式会社kataru(東京都千代田区)を採択したことを発表しました。この提携を通じて、両社は知的財産管理の分野でブロックチェーン技術を導入するための共同研究を進めることになりました。これにより、知的財産権の透明性や管理の効率性が向上することが期待されています。

知的財産管理における課題


知的財産管理は、近年ますます重要視されていますが、ブロックチェーン技術を利用することで解決できるはずの課題がいくつか存在します。例えば、従来のパブリックチェーンでは法規制への対応が難しく、またWeb3ユーザー体験が複雑で一般ユーザーへの利用が難しいのが現状です。

さらに、従来型のプライベートチェーンは独立性を保持しつつ、他のチェーンと連携するのが困難とされています。そして既存のRollupやL2構築ソリューションには特定ベンダーへの依存が懸念されるなど、実用化に際しての課題は山積みです。

MyLayerによる新たなソリューション


CauchyEの提供するMyLayerは、プライベートチェーンの柔軟性とインターオペラビリティを同時に実現する新しいブロックチェーン構築基盤です。具体的には、外部ブロックチェーンによる影響を受けない独立したブロックチェーンの構築を可能にし、モジュラーブロックチェーンによる高速な処理能力やスケーラビリティを実現します。さらに、選択的なインターオペラビリティを導入することで、より多くのアプリケーションとの連携が可能になるわけです。

Kataruとの提携を通じて、CauchyEは次のような施策を実施します。
1. Beacon KitとSunrise DAを用いたSovereign Rollupによるブロックチェーン構築
2. ブロックチェーンエクスプローラーや各種開発・監視ツールの構築
3. kataruのグローバルマーケティング支援

kataruのミッションと展望


kataruは、ブロックチェーン技術や分散型ID技術を駆使し、作品の知的財産権を可視化・活用するシステムを構築しています。そして、様々な国や文化の枠を超える社会の実現を目指しています。国内外での展開も果たし、特にルクセンブルク政府主催のテックイベント『Nexus 2050』への参加など、目覚ましい活動を展開しています。

CauchyEについて


CauchyEは、Proof of Liquidityに特化したデータ可用性層「Sunrise DA」を開発し、モジュラーブロックチェーンのエキスパートとして知られています。彼らは、新しい時代のWeb3アプリケーション開発をリードしており、「MyLayer」や「OurLayer」といったサービスを通じて、独自のブロックチェーン構築を目指す企業をサポートしています。

今後の展望


両社の提携は、知的財産管理における革新をもたらすと同時に、日本におけるブロックチェーン技術の新たな可能性を示すものです。これからの動向に注目が集まる中で、特にグローバルな視点を持つkataruの活動がどのように進化していくのか、期待が高まります。

これからもブロックチェーン技術は、私たちの生活やビジネスの在り方を大きく変える可能性を秘めています。CauchyEとkataruの取り組みが、その進化の一助となることでしょう。


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