バリューデザインが展開する独自Payサービスの拡大
バリューデザイン株式会社は、キャッシュレス社会の到来を背景に、独自の電子マネーサービス「Value Card」を提供しており、全国12万店舗以上の飲食店や小売業者に導入されています。自社の海外事業部門であるValuedesign(Thailand)Co.,Ltd.は、タイ市場でPOSベンダーのBoomcloud Co.,Ltd.、決済ゲートウェイサービスのINETと連携し、新たなチャンスを創出しています。
この協業により、飲食店や小売店は、POSやKIOSK端末を通じて独自のPayシステムを導入することが容易になります。特に、Boomcloudは533社で導入実績があり、「POS ONE」というセキュアなPOSソリューションを提供しています。このシステム連携により、既存の決済手段に加え、オンラインでのチャージも可能になり、顧客はさらに便利にサービスを利用できるようになります。
独自Payサービスの利便性向上
バリューデザインが提案する独自Payの特徴は、顧客にとっての利便性向上です。特にKIOSK端末を利用すれば、スムーズな注文と支払いが可能とされ、顧客がポイント獲得や利用も簡単に行える仕組みが整っています。これにより、リピート率の向上も期待されており、店舗側にも大きなメリットがあります。
顧客に対するアプローチとして、デジタル会員証の導入や顧客属性の管理・分析を行い、それに基づいた販売促進が実現可能です。特にタイでは、デジタル会員証の登録が進んでおり、店舗が顧客ニーズに合ったサービスを提案できる環境が整っていると言えるでしょう。
展望と無限の可能性
将来的には、バリューデザインとBoomcloud、INETの3社間で新たなサービスの紹介が実現し、既存顧客への新規提案やリプレイスの機会が増加します。また、新規顧客へのサービス提案も飛躍的に拡大することでしょう。この動きは、バリューデザインの国内外での市場拡大にも寄与し、デジタルサービス業界全体に影響を与える可能性があります。
バリューデザインは、日本市場でも大手POSベンダーと連携し、自社の「Value Gateway」を通じて多様な決済方法を迅速に導入する支援を行っています。これにより、店舗の開発コストや工数が削減され、よりスムーズにサービスが展開されることが見込まれます。タイにおいても複数のPOSベンダーとの連携実績があり、今回が6社目となります。KIOSK端末の需要が高まる現状を踏まえると、さらなる展開が期待されます。
まとめ
バリューデザインは、今後も「独自Pay」を中心にキャッシュレスサービスの導入を推進し、店舗の効率化・工数削減を目指し、顧客にとって利便性の高いサービスの提供を実現していく考えです。このような取り組みが、さらなる進化をもたらすでしょう。バリューデザインの今後に目が離せません。