SHEINの2025年グローバル・サーキュラリティ調査
ファッション&ライフスタイルのブランドSHEINは、世界21エリアで15,461人を対象にした「2025年グローバル・サーキュラリティ調査」を実施し、その結果を発表しました。調査の目的は、衣類購入時の実用性や消費者のサステナブルに対する意識を探ることでした。
購入時の決定要因は「実用性」
調査の結果、オンラインで衣料品を購入する際に最も重視される要素は「実用性」であり、具体的には価格やサイズの適合が挙げられました。全体の71.6%、日本における利用者では90.5%がサイズの適合性を重視していると回答しています。また、オンラインでの衣類購入回数は日本は世界平均よりも低く、85%が年間30点未満の購入に留まっています。これは、消費者がより慎重に選ぼうとしていることを示唆しています。
日本のサステナビリティ観
日本の消費者が持続可能性をどのように考えているかについても興味深い結果が出ました。サステナブルな衣服に求める特徴として、日本は「環境に優しい素材」であることを重視しています。これは、他国に比べて日本独自の観点であり、衣服の長期使用や再利用に関する意識が高まっていると言えるでしょう。
日本の衣類リサイクルの現状
一方で、日本の衣類リサイクルの参加率は世界全体の17.1%と低い水準にあります。理由として「利便性」と「特典」が重視されていることが明らかになりました。リサイクル施設の便利さや参加することによるインセンティブが求められています。これは、今後の衣料品の再利用促進において重要な課題となるでしょう。
古着交換・寄付キャンペーン「#SHEIN Again」
このニーズにこたえるべく、SHEINは2026年春、東京・原宿で第21回目となる古着交換・寄付キャンペーン「#SHEIN Again」を開催します。このキャンペーンでは、不要なSHEINの衣類を持参すると新しい商品と交換できる仕組みがあり、環境保護の観点からも支持を集めています。2024年から始まったこの取り組みは、参加者9,343人を突破し、回収した衣料品は約8,900kgに達しています。これらの衣類はリサイクル業者に売却され、収益は支援活動に使用されるとのことです。
まとめ
SHEINの調査結果は、日本の消費者が実用性を重視しながらも、持続可能なファッションに対する関心が高まっていることを示しています。また、リサイクル促進には消費者の利便性と特典の提供が重要であることも明らかになりました。今後の取り組みとして、キャンペーンの開催を通じて持続可能な社会の実現に寄与するSHEINの活動に注目です。
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SHEIN公式サイト