社内コミュニケーションを深化させる新たな試み—謎解き納会開催レポート

社内コミュニケーションを深化させる新たな試み

2025年12月26日、シナジーマーケティング株式会社で開催された「謎解き納会」は、株式会社ライズエンターテインメントが企画した特別なイベントです。このイベントは、全社員が239名参加し、部署や役職を超えたチームを編成して行われました。このような新しい形の納会は、リモートワークにより薄れがちな社内コミュニケーションの活性化を狙ったもので、参加者たちは真剣に謎を解決することで、自然な会話と協力が生まれました。

役割分担が生み出す自然な交流

今回の謎解き納会は、シナジーマーケティングの全社集会の第二部で、「Re:CREATION - 全員で挑む謎解きステージ」というテーマのもとに行われました。社員はランダムに編成されたチームで挑戦し、日頃あまり関わらない同僚と自然に役割分担をしながら、制限時間内に複雑な謎に挑みました。この仕組みが一体感を生み出し、参加者同士のコミュニケーションを促進しました。

参加者の反響

参加者からは様々な感想が寄せられました。あるインサイドセールス部門の40代の参加者は、「普段あまり話す機会のないメンバーとも自然に会話ができる良い機会だと感じました」と述べ、チームの協力が如何に楽しい体験であったかを語りました。また、マーケティング部門の30代は、「謎解きは好きだったが、メンバーのひらめきや個性を感じることで、チームで取り組む面白さを実感しました」との声が上がりました。年齢や役職を問わず、多くの社員が謎に没入し、楽しい時間を共有したことが伺えます。

変わりゆく年末行事

近年、企業の年末行事は変化を遂げています。忘年会に前向きな若手社員の増加や形式的な飲み会の参加に対する心理的ハードルの高さが背景にあります。このような環境の中、本イベントのような謎解きは、目的を共有しながら自然な会話を生む新しい形の社内イベントとして注目されています。

関係者のコメント

イベントの主催者や関係者からも肯定的なコメントが多く見られました。シナジーマーケティングの代表取締役、奥平博史氏は「想像以上の奥深さに驚き、参加者同士のコミュニケーションが生まれたことに感謝します。これをチームビルディングや企業研修に広げたい」と語りました。また、ライズエンターテインメントの制作開発部部長、新田勇輝氏は「参加者のひらめきが想定以上で、一体感を持って謎に挑む姿が印象的でした」とのコメントを残しました。