企業の採用力を向上させる『社員の魅力言語化研修』
企業の採用力が求められる現代、一般社団法人教育コミュニケーション協会がさらに一歩進んだ支援を行います。2025年8月1日から始まる「社員の魅力言語化研修」では、言語化コンサルタントである木暮太一氏が講師を務め、社員が企業の本当の魅力を効果的に伝えるスキルを習得します。この研修の目的は、企業の魅力を「言葉」で的確に伝えつつ、良い人材を獲得し、定着させることにあります。
背景と必要性
近年、就職活動においてOB・OG訪問の重要性が増しています。まさに「生の声」が学生たちの入社意欲を決める鍵です。マイナビの調査によれば、OB・OG訪問を行った学生のうち多くは「この会社で働きたい」と感じるケースが多々あります。しかし、企業側の社員がその魅力を的確に言語化できなければ、いくら優れた制度があったとしても魅力が伝わらず、素晴らしい人材を逃す危険性が高まります。
特に、正社員が不足する時代背景において、企業はますますの競争力向上が求められています。OB・OG訪問においては、社員が発する言葉が学生の心に響き、入社を望む気持ちを引き出す重要な要素となるのです。
採用力を奪う「曖昧な言葉」
木暮氏は、多くの企業において「社員の言語化能力」が不足している現実を指摘します。学生が特に知りたいと考えるのは「具体的な仕事内容」や「社内の雰囲気」。しかし、現状では多くの社員が「どんな魅力があるか」を具体的に表現できずにいます。たとえば、「アットホーム」といった曖昧な表現では、学生は具体的なイメージを持てず、入社後のギャップに不安を感じることになります。
逆に、社員が自身の経験に基づいて「育児のために休暇が取りやすい」という具体的なエピソードを語ることで、学生はその会社での自分を想像し、「ここで働きたい」と感じるようになります。したがって、採用活動はもはや人事部だけの問題だけではなく、全社員で企業の魅力を伝えることが求められています。
本講座の内容
この研修では、社員が魅力的な言語化を行うための具体的なスキルを学びます。具体的には以下のようなポイントが含まれています。
- - 学生に「入社したい」と思わせる社風の言語化術
- - 社内の雰囲気や人間関係を魅力的に伝える技術
- - 抽象的な企業理念を具体的なものとして伝える方法
- - 学生の質問意図を読み解き、的確な回答を導く技術
これらを体得することで、企業の採用力を飛躍的に向上させ、内定辞退率の改善や入社後のミスマッチのリスクを減少させることが期待されます。
応募要項と詳細
開催概要
- - 講座名: 『社員の魅力言語化研修』
- - 講師: 木暮太一(言語化コンサルタント)
- - 開催期間: 2025年8月1日~12月31日
- - 形式: オンライン / 一部リアル会場(予定)
- - 対象: 企業の管理職、人事担当者、チームリーダー
- - 詳細・申込方法: こちらからを確認
参加希望者は事前に申し込みが必要ですので、早めにご確認ください。また取材やインタビュー希望もお気軽にお問い合わせください。
木暮太一プロフィール
木暮太一氏は、67冊に及ぶ著書を持つ言語化コンサルタントです。195万部以上の販売実績を誇り、独自の視点で多くのビジネスリーダーを支援しています。彼の提唱する言語化技術を学ぶことで、自社の魅力を最大限に引き出し、採用力を強化する大きなチャンスとなるでしょう。